初めてBCリーグを観戦した日について考える(改編)
昨日は5月9日、私にとっては初となるBCリーグ観戦デビューをした日なので、個人的には「5月9日はBCリーグ記念日」と勝手に命名する日。今年で4年目となりました。この日は単に私が独立リーグ(埼玉武蔵)ファンになっただけでなく、野球観戦への熱意を再燃させてくれた日でもあります。
初めて観戦した日は2015年5月9日、鴻巣フラワースタジアムでの試合、武蔵ヒートベアーズ対石川ミリオンスターズ戦。球場へ行った理由は「家から比較的近い球場に元千葉ロッテ出身の選手が3人(武蔵:小林宏之、角晃多、石川:フリオ・フランコ)も来る」「独立リーグってファンサービスが手厚いのでサインを貰えるかも?」という理由で、独立リーグの知識や2015年より参戦を始めた武蔵ヒートベアーズについてはまるで知りませんでした。しかも、その頃は公私共に不振を極め精神的にも日々追い込まれた状態。何年も生活や仕事に追われてNPBでファンである千葉ロッテでさえ観戦が殆どできていないどころか野球の情報からも遠ざかっていました。そんな時、たまたま「鴻巣市に今年から誕生した独立リーグ球団が初めて試合をする」という情報を聞き時間もあったので球場で足を運んだ次第です。
試合前の鴻巣市長も出席してのセレモニーで武蔵球団代表が「武蔵ヒートベアーズの星野監督は一身上の理由で先日退団しお騒がせして申し訳ございません‥」と謝罪から始まり「本当にこの球団、シーズン始まったばかりなのに大丈夫なのだろうか‥」と一抹の不安を残しながらも試合開始。その試合が始まり直ぐに気付いたことと言えば、試合内容よりも
地元なのに応援団員が一人なの?
※下がその日の武蔵側内野席
今考えれば、新規参入球団に応援団員が試合に居なかったり少数精鋭で頑張る姿は2019年、2020年から参戦する茨城アストロプラネッツや神奈川フューチャードリームスの初年度の客席風景を見れば分かりますが、そんな知識も持ち合わせていなかったので衝撃的でした。
相手のチームは石川県が本拠地なのに5人は来ているのに、地元武蔵ヒートベアーズは1人‥その応援団員は必死にコールや応援歌を歌い周囲の観客に応援を呼びかけるも、ファンが少ないせいか観客は座ったままで応援も手拍子程度で盛り上がりがイマイチ‥
その団員が盛り上げようと頑張る姿を見ていると10年以上前に千葉ロッテの応援をガチでしていたこをと思い出し「まあ、地元のチームだし、少しでも応援に加わって盛り上げるか‥」自分が慣れている千葉ロッテの応援スタイル(立ち応援、頭上クラップ、腕を振り上げコールなど)で応援を始めました‥ その応援を始めたことが俗にいう「BCリーグ沼にハマる」第一歩だったなと感じています。
試合は延長戦の末武蔵は敗れましたが、試合結果より「また球場で応援して勝ち試合がみたいな‥」と感じ1ヶ月後にまた観戦、次もまた観戦‥と続き、勝ち試合を見ることもできましたが、「まだ応援する人が少ない、私が応援しなければ誰が応援するんだ??球場へ行けるなら行かねば!!」と変な義務感に駆られ通い続け‥‥今に至ります。
トップに貼られた写真はその試合後の選手たちのファンサービスをする姿。そこで、小林宏之・角晃多・フリオフランコ3名からはサインを貰えましたが、そのことより自分がBCリーグで応援を始めたことが一番の思い出ですね。
※一年後、この日に唯一応援活動をしていた赤法被の団員からその日のことを話すと「私を見て(サングラスに帽子、黒の長袖シャツにズボン姿だったから)逃走中の人?」と思っていたそうです。笑えました‥
あれから6年経ちましたが忘れられない思い出ですね。
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