任意のピカタの作り方

-用意するもの-

・任意のタンパク質(肉、または白身魚がメインストリーム。肉厚のキノコや根菜でも作れる可能性がある)

・任意の卵(おおむね鶏卵だが、他の卵でもよいのではないか)

・任意の油(食用を強く勧める(エピデンスレベルA)。加熱調理に向かない油は避けたほうがよいとされている)

・任意の調味料A(肉等に振りかけるもの。塩・胡椒がメジャー)

・任意の調味料B(卵に下味をつけるもの。粉チーズを入れるのが一般的。なくてもギリいける)

・任意の白い粉(組成の大半がデンプンであるもの、たとえば薄力粉や片栗粉を使用することが推奨される。法に触れるタイプの白い粉は使用を控えるべきである)

1.任意のタンパク質を切る

 食べやすいサイズに切ることが目標となる。一般的なピカタを作りたい場合は、ブロックで肉を用意し、厚さ1cmほどにするのがおすすめ。厚めに切って叩いて伸ばす派閥もある。

2.下味をつける

 1.で切ったものに対して、任意の調味料Aや任意の白い粉を振りかけて揉み込む。液体の調味料を用意してしまった場合はジップロックや一部地域でおなじみのアイラップなどを使用するのがよいだろう。

3.任意の卵を溶く

 ピカタとはなにか。任意の材料を任意の卵にくぐらせた上で火を通したものである。よって、いくら優れた材料を用意し、最高の味付けを施したとしても卵をまとっていなければそれはピカタになりえない。ゆえに、ここで卵を溶く。肉200gに対して鶏卵1個あれば十分である。余ればスクランブルエッグにでもしたまえ。足りなければ無残である。味をつけたければ、ここで任意の調味料Bを入れることになる。

4.フライパンを熱し、油を引く

 なに? フライパンがない? すぐホームセンターに行くんだ。油は適量としか言いようがない。仮に誤ってボトル半分を入れてしまったとしても、揚げ焼きのようにはなるだろう。それはもう任意のピカタにはならないかもしれないが。

5.任意の材料を卵にくぐらせ、火を通す

 いよいよクライマックス。任意の材料を卵にくぐらせ次々とフライパンの上に並べていく。牛肉を使用するならばレアという焼き加減もあるかもしれないが、通常は芯まで火を通す必要がある。目安時間としては、厚さ1cmの豚ヒレ肉ならば片面3分である。火の強さは、いわゆる中火を推す声が高い。卵が中途半端に余ってしまっているならば、任意の材料の上から掛けてしまうという手もある。

6.完成

 卵を使っているのだからまずいわけがない。

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