人間の世界は悲しいほどに複雑で、時々笑えるほどにシンプルさ

皆さんは人間社会の複雑さについて考えたことがありますか?

スマホひとつとっても量子力学によって膨大なデータを無線で一瞬にして通信していたり、今の時代理解できないようなことばかりです。これらのことは人間が昔から考えてきた理論が集まってできたものですが、スマホの通信の仕組みを全部理解している人はとても少なく(というかいないかもしれません)ブラックボックス化をしてしまっています。

このようなものを作った人間という生物は、他の生物と一線を画してすごい複雑な考えをまとめることができる生物です。

しかし、人間一人ひとりが行動することの指針となるものは単純に「●●が好き」といったシンプルなものであるような気がします。

そして、複雑な社会で複雑なことを考えてお金を儲かっている人間が、こころから求めていることはシンプルなものであるような気がします。

私が先日聞いたcaravanという歌手の「サンティアゴの道」という曲のフレーズに「世界は悲しいほどに複雑で 時々笑えるほどにシンプルさ」というものがあります。

「悲しい」ほどに複雑だけど、「笑える」ほどにシンプル

人間は、人間以外の動物と同じように「笑えるほどにシンプル」ながらも、「悲しいほどに複雑」なところに人間らしさがあり、でもやっぱり「笑えるほどにシンプル」な生き物な気がします。

ここで述べている、「悲しいほどの複雑さ」、「笑えるほどのシンプルさ」の両方を備えている人間が私は面白いと思うし、好きです。

そして、「笑えるほどのシンプルさ」の中に、自分なりの複雑さをスパイスのように加えた、シンプルだけどよくわからないけど何か面白いカレーみたいな人間になりたいと思っています。

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