無の領域

中二病みたいな事を日常茶飯事に考えている26歳。          私には憧れている恋愛というものがいくつもある。小学生の頃から少女漫画にハマり、そこでよくあるストーリーや展開は大人になったら私もあるんだと思って生きてきた。でも、実際そんな事は無くて。あったのは私が悪者になるというストーリーだった。

大学生の頃、凄く好きになった1つ上の先輩と付き合える事になり半年は順調だった。ある時に2つ上の先輩に告白された。私は好きと言われたら好きになるタイプで、それからその先輩の方が気なりだし、二股みたいな形にしてしまった。明らかに私が悪い。

結局、1つ上の先輩とは別れ、2つ上の先輩と付き合うも、1つ上の先輩の事が好きだと気づき諦めきれずに2つ上の先輩とは別れた。それから、大学も卒業。それでも好きは残ったままだった。たまに皆で飲み会をする時に泊まったり元カレ元カノではあったが2人共割り切った関係性のままだった。ある時、先輩に彼女ができたと聞いた。でもそれを聞いたのは、その先輩の家に泊まったあとに友達に聞いたのだ。その時、「あ、先輩も変わったんだ」と何かが崩れていった。それから約4年間の片想いは終わった。

そんな事をしてきた私には、男の人が浮気をするのは仕方ないと思うし、それが当たり前なのかもしれない。     見返りを求めるのは相手に期待して自分の心を相手に満たしてもらいたいだけの自己満足。これが恋愛ならしなければいい。相手に期待して落とされる事はもう疲れた。自分の事で精一杯なのに他人のことまで考えられない。と、恋愛に対する無の領域に入ってしまった。

でも、やっぱり異性と会話する時や目が合うだけで過剰反応してしまう。どこかで期待しているのだろう。         片方の想いだけでは成り立たない恋は難しい。それでも私達は好きになって恋をしてしまう。人間の恋愛は複雑で、簡単なのかもしれない。

人の気持ちが1番無の領域。←意味が分からない。これで締めたかっただけです。

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