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一瞬だけの本棚 #2


  • 夜のピクニック

高校生活最後を飾るイベント『歩行祭』を舞台に描かれる多感な心情の機微

なぜこんなに胸を打たれるのだろう。設定や人間関係の絶妙な匙加減に、つい現実を重ね合わせてしまうからなのかな。娘と私が一番好きな本。

繋ぎ留めておきたい、この時間を。

(本書425ぺージ)

  • オレンジガール

哲学をやさしく説いてベストセラーとなった『ソフィーの世界』著者の小説

印象的な表紙。表紙裏やしおり代わりになる紐もオレンジ色。そんな本の造りが大好きです。そうそう、私は私のオレンジガールに出逢いました。


  • ぺナック先生の愉快な読書法

ありそうでなかった読書術

本が好き。なのに読書は苦手。そんな私の中での矛盾を解決してくれたのが『読者の権利 10ヵ条』。救われた気分。今は本が好きと堂々と言ってる。


  • 62のソネット+36 62 Sonnets+36

日本語と英語の二カ国語版。谷川俊太郎さんが22歳で詠んだ詩の数々。

詩は苦手だけど英語の勉強になるかもと、ページをパラパラめくっていると、とある英文ばかりが目に留まったので、日本語のページを探してみる。

 Coming? Going?
Or returning to a distant place?

来ることか 行くことか それとも
はるかに帰ることか

62のソネット+36 62 Sonnets+36

  • ウフフのある暮らし

雑貨屋さんのようにカワイイ物たちに囲まれて暮らしたい!と思う方へ

自然で、さりげなくて、肩の力が入っていない生き方が伺える、雑貨好きの女性が憧れるような生活。季節の「たのしい」や「おいしい」がたくさん詰まってて、軽く雰囲気が楽しめる。



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