一瞬だけの本棚 #11
「お母さんに読んでほしくて」と、娘が帰省した際に持ってきた3冊。
・大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした
優しく包み込んでくれるようなエピソード集
いつものように軽くパッと開いたページから読み始めたのが『お互いを傷つけ合わないために』。侮っていた。何気なく最初に読んだだけなのに、いきなり心を溶かされて涙が…。どのエピソード(目次)も大事なことが書かれていて、とても優しい。ずっと優しくて、ほっとなった。
あの人ひとりが この世のすべてだった頃
韓国ドラマ『ボーイフレンド』で話題をよんだ詩人
はじまりからおわりまで、ただただやさしい。
『必然』『ささやかな心づかい』『君の聡明さを愛する』『贈りもの』『ふたり』『今日』が、特にすき。
あやうく一生懸命生きるところだった
何もしないとは究極の贅沢
あれ?この本わたしが書いた?と錯覚してしまうほど。特に冒頭から50頁くらいまで。読了すると内容のほぼ8割が誰にも共感してもらえなかった私の心の中が言語化されてて気分はスッキリ。
私「これ読んで共感できる?」
娘「いや・・・あんまり・・」
私「そうよね。この本って40代とか50代向きっぽい。」
娘「読み始めてから『あ!おかあさん!』って思った(笑)」
やっぱり?
娘「だから読んでみてほしいなーって。」
さすが娘。笑
一番の共感は『結婚』のとこかな。
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