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東京優駿_サリオスと思い出の2頭

あみずきです。

日本ダービー
今年は2強イメージが色濃いですね

2強の1角を担うサリオス

この馬にひとつ気がかりが

それは。。
スピードがありすぎること

では、そのスピードをどう生かすか

ダービーを戦うためには
プロセスが重要

あくまでも個人的な見解ですが。。。

そこで予想をしていくなかで
ある2頭を思い出しました(´-`).。oO

まず1頭は、
コディーノ

父キングカメハメハ
母父サンデサーレンス

母ハッピーパスは京都牝馬S勝ち、桜花賞4着
マイラーよりの馬でした

デビューから
1800mの新馬~東京スポーツ杯まで見事な3連勝

そこから朝日杯FSに出走
距離を1ハロン短縮してマイルへ

結果は1番人気で2着

その後は
弥生賞 2番人気3着
皐月賞 3番人気3着

迎えたダービー
4番人気で9着

スタートで躓くアクシデントがありましたが
大きく敗れました

騎手のコメントでは距離不安も多少あったようでしたが。。。

まったくの余談になりますが。。。
コディーノはその後、勝つことができず引退
そして今は天国にいます(合掌)


この当時いろいろと話題になり
気になっていたのが。。。
前半と後半の3ハロンの比較時計

コディーノのデビュー3戦
前班-後半
1戦目:39.8-33.7
2戦目:36.8-34.6
3戦目:35.9-34.0

そして朝日杯
34.6-36.0

ここで前傾ラップを経験しました。
弥生賞こそ
36.9-34.9
でしたが、

皐月賞では
34.8-35.8

上がりがかかる展開で3着を死守しましたが
続くダービーでは
36.4-34.5
伸びきれませんでした

今回のサリオスをみてみると。。。
1戦目:38.8-33.1
2戦目:35.7-33.1

3戦目に朝日杯FS
34.4-35.4
ここで前傾ラップを経験

そして皐月賞
36.6-35.4
後傾で2着を確保

皐月賞で後傾に戻してきました


ちなみにサリオスには
兄妹がいるので成績をみてみると

サロニカ
マイルのエルフィンS勝ちがあり
桜花賞取り消し後、オークスは未出走

サラキア
ローズS2着がありますね
この馬は1600~2000を中心に使われてる
前傾ラップは未経験
常に後傾です

サラミス
未だに未勝利ですが
マイルで2着2回

お母さんの
サロミアは2012年のドイツオークス(芝2200)
ディアナ賞の勝ち馬

距離適性の判断は難しいところですね

で、

距離をこなすプロセスとして
自分が考えているのは
前述した前半後半の上がり3ハロンの比較時計です

前半ゆっくり入って後半に末を伸ばす
血統とは別に距離をこなすための重要なプロセスだと思います

コディーノはこのバランスを崩したことで
2000mまでが限界でした。

芝でも2000mまで距離では前傾ラップの競馬もしばしば見受けられます
特に1800mの小回りコースではあると思ってます

が、しかし2000mを超える距離になると
前傾はほぼないのではないでしょうか

それとともにテンの入りで折り合いが重視されます

2010年以降のダービー3着以内の30頭
このうちダービー前にマイル以下で前傾ラップを経験していた馬は1頭だけ

ダノンキングリーのみ

その競馬にしても
2戦目のひいらぎ賞
35.4-35.5
0.1差
2着以下を中団から差して0.6秒差と最後は緩めた感じ
サリオスの1秒以上の前傾ラップには及びません。


ここでもう1頭の思い出した馬を

それは、皐月賞馬
ロゴタイプ

サリオスと同じく朝日杯FSの勝ち馬

この時の朝日杯前後半の比較では
34.3-36.1
前傾ラップです。

その後のスプリングSでは
37.1-35.2
後傾に戻し

皐月賞で
35.0-35.3
前傾で見事後続を完封

迎えたダービーでは
36.1-34.5
でまとめましたが
2番人気で5着と敗退しました

プロセスだけの問題ではありませんが
結果、敗退しました。


ではここから
まとめ、めも( ..)φメモメモ

コディーノは前傾ラップを経験することで
やや行きたがる面をみせたと記憶しています
ロゴタイプも気のいいタイプでダービーでも先行しました

今回、サリオスが前傾ラップを経験したことで
バランスが崩れたかどうかはやってみないとわからないです

ただ、これまで前々で競馬をしてきたサリオス
ダービーでもロゴタイプのように先行するのは間違いのでは

そしてコディーノのように行きたがる面をみせたら

前走の皐月賞では好スタートから
1角の入口で少し行きたがる面を見せていたように感じました

キメラヴェリテ、ウインカーネリアがペースを流してくれたので
問題ありませんでしたが。。。。

府中の2400m
サリオスが行きたがる面をだしつつ、先行すると末脚を失う可能性が

中山2000mなら我慢できたけど、
府中2400mなら厳しい展開になると思います


2009年のローズキングダム以来、3着以内に好走できていない朝日杯FS馬
近年、出走頭数自体が少ないこともあると思いますが

ローズキングダムの前後半ラップは
35.5-34.7
後傾でした

参考までに
ダノンプレミアム
35.6-33.6
後傾でしたね

今年のサリオスからは目が離せない
レーンの手綱さばきにも注目

馬券は2,3着は手広くいくのが無難かな(^^;)

乱文、乱筆がご容赦ください

優柔不断な@競馬アナリストでした


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