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子どもたちへ 排泄の関わり

保育教諭 保育士 幼稚園教諭の皆様

園で子どもたちにどのような排泄の関わり方をしていますか?

おむつ台がなく保育室で排泄する

0歳の歩行する前からオマルに座る

みんなで排泄をする

トイレで遊ぶ子どもたちを必死に止めながら排泄を促す


いろんな排泄の関わりがあると思います。

動き回る乳幼児さんのおむつをかえること   排泄に誘う事 本当にたいへんですよね…


家庭からはあまりトイレトレーニングの協力は 得らず、                  ただ園で必死にトレーニングする毎日になりますよね。


私は美容室や歯医者などで、         「保育士をしています」と自己紹介すると

「保育園には本当に感謝しているのよ!           おむつもすんなり外してもらって!                        すごいですよね!」

と言われます。

保育士=トイレトレーニングの達人?


私は保護者のため、私たち保育者の為に排泄の 関わりをしているのでしょうか?


子どもたちへの心地よい生活面での関わりをしているのです。


園により トイレトレーニングなど、排泄の関わり方が異なります。

排泄の自立とは、おむつが外れること と   思われている方がいらっしゃると思いますが

それだけではなく、子どもたちが尿意を感じ、 自分の意思でトイレで排泄出来ることなんですよね。


そのためにも、毎日の排泄時間はとても大切なのです。

機械的にサッとおむつを取り替えるだけでは  なく、目の前にいるお子様と

一対一で触れ合える大切な時間

と、とらえていきたいですね!


しかし、実際 10人20人…を一対一で… と考えると時間も気力もないよ!っと思いますよね…

関わり方は簡単なことをするだけでもいいのです、

「おむつ 替えようね」 

「きれいになったよ」

「すっきりして気持ちいいね」

と優しく声をかけてあげてください。

おむつを取り替える手はいつも通り手際良くで 大丈夫です!


また、やりがちなのは、

チーム保育 一斉保育だからといって     何人ものお子様を同時に、トイレに連れていませんか?

その場合1人のお子様をお世話していると、   このような状態になります。 

トイレの水や水道の水を流して水遊び

トイレットペーパー出し放題

狭いトイレで走り回る


ヒヤリハットいっぱいです…


ただただ座って待てますか?

あそびを中断されたうえにじっと待つことを欲求される                   子どもたちには苦痛でしかありませんよね。


排泄のタイミングも一人一人違うことを、可能な限り少しだけでも考慮してください。


保育者がお子様の排泄タイミングを見計らい  声をかけて、スムーズにトイレに行くことが、 自分で行くことにつながります。


やはり排泄の関わりでも、意思を尊重してもらうことが自立への一歩となるのですね!!





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