アドリブ考察
ここでは私が20年以上ジャズサックス講師として
また。プロジャズサックスプレイヤーとして
インプロヴィゼーション(即興演奏)に携わる中で
感じたこと思った事などを自らの備忘録として
書き留めていこうと思っています。
ジャズにおけるアドリブとは?
ジャズと一言に言ってもその形態(スタイル)は
様々なものがございますが、そのエッセンスと
言うか醍醐味は『即興演奏』でしょう。
ここではおそらく皆様が興味有りと感じるであろう
一般的なジャズミュージシャンが
ライブなどでプレイする
インプロヴィゼーションや
アマチュアミュージシャンが
セッションなどでプレイする
インプロヴィゼーションに限定して記述したいと思います。
ジャズのスタイルには
、
ビッグバンドの様に
楽譜もしっかり決まっており
曲のアレンジやバンドの編成や迫力を重視したモノもあります。
また、その一方で晩年のWayne.Shorter Quartetのような
曲のアレンジや曲のコード進行さえも
毎回即興的に自在に自由変化するモノもあります。
ですので、ここでは
題材となる曲(テーマ)があり、
その曲を構成するChord進行を基に
リアルタイムで即興で旋律を創造するという
『オーソドックスな形態の即興演奏』に限定して
の私見を書き連ねてみます。
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