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ヨーロッパからの一時帰国まとめ①

2022年1月末オランダから日本へ一時帰国をしました。これから帰国される方々への参考になればと思い、備忘録も兼ねてPCR陰性証明の取得から日本入国・宿泊施設までの記録を残したいと思います。

PCR陰性証明書

この記事を書いている時点(2022年1月30日)では出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要とされています。ただし、フライトのキャンセル等で72時間以内を過ぎてしまった場合は96時間以内まで有効との旨が厚生労働省の案内に明記されています。

厚生労働省

もしフライトの遅延やキャンセルが原因でチェックインや搭乗を拒否されそうになった場合はこのページの上記の部分を航空会社に見せると良いと思います。

さてPCR検査ですが、ちょうど自分より1ヶ月前に一時帰国した同じ市内在住の友人に聞いてみたところ、Coronalabを利用したとのことでした。他にもTwitter上の在蘭邦人もCoronalabだったというツイートをちらほら見かけていたのでそこにしました。

Coronalab

この検査機関は日本人の扱いに慣れており、厚生労働省の正式なフォーマットで陰性証明を発行してくれます。注意点は、結果自体はその日の夜に判明するものの証明書の受け取りが翌日になることです。そのため、予約時間はフライト2日前の午後に設定するのが良いと思います。私は2日前の午前でしたが有効時間を少しでも延ばすために午後に受ければよかったと思いました。フォーマットは用意してくれているので自分で印刷して持参する必要はありません。パスポートだけあれば大丈夫です。

航空会社チェックイン

通常のチェックインで提示するパスポートに加え、PCRの陰性証明書とQRコードも必要です。私は何のQRコードを求められているのかさっぱりわからずチェックインに20分以上かかり、カウンターの担当者の手を煩わせてしまいましたので、あらかじめ厚生労働省の質問票 を記入し、QRコードを表示できるようにしておくこと、そして表示を英語(または出発国の言語)にしておくことをおすすめします。

このページをホームスクリーンにアイコンとして保存しておくか、生成されたQRコードのスクリーンショットを撮っておくと日本入国の際にスムーズです。

日本到着後

PCR検査のため着陸後は水を含め飲食が禁止されています。まずはアナウンスがあり、乗り継ぎ客が先に案内されます。そして日本入国者が全員降機すると2列に並ばされ案内されます。プロセスは以下の通りです。

  1. 書類の記入(健康フォームや誓約書など)

  2. PCR陰性証明書、滞在国、部屋タイプ(シングルまたはツイン)、アレルギーや喫煙の有無などのチェック

  3. PCR検査(唾液)

  4. MySOSアプリのインストールと使い方の説明

  5. PCRの結果判明と入国審査

  6. 空港出発

1〜4までで大体1時間ほどかかりました。ちなみに、2のPCR陰性証明書の確認では諸事情により出国前72時間を過ぎていたのに何も聞かれなかったのであまりきちんと見ていないのではと少し疑っています。回収もされませんでした。

その後は待合エリアの椅子で自分の番号が呼ばれるまで待たされます。そして1時間後に数人が呼ばれ出て行きましたが喫煙者が中心であったと思われます。また、外国人の男性も多いように見受けられました。

4から5までのプロセスは私を含め同じ待合エリアにいた大多数(15人ほど)が2時間半で、人数確認に時間がかかり5から6までさらに1時間。バスのドアが閉まるとき、スタッフの方が無線で「6号車、警察学校です」と言ったのが聞こえてしまい本当に絶望しました。それからバスは成田市内の下道ではなく高速に入り「ああ、本当に警察学校なんだな・・・」と落ち込みました。それから2時間かけて東京・府中の警察大学校に到着しました。

時系列

10:00成田着
健康フォームや誓約書を記入し、PCR(唾液)、MySOSアプリのインストールと使い方の説明を受ける。
11:00頃 待合エリアで待機開始
12:15 周りの数人がホテルに案内される
13:30 PCRの結果をもらい入国審査
14:20 バスに乗る
16:00 警察大学校到着
16:30 入室完了

それでは長くなりますので次回に続きます。ヨーロッパからの一時帰国まとめ②では隔離施設についてお伝えします。

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