原発事故隠蔽映画③チャイナシンドローム

原発取材中に事故に遭遇した女性リポーターの成長を、原発管理者の苦悩のなかに描くパニックサスペンス。
ジェーン・フォンダきらいなのに、この映画はすごく面白かった。
スリーマイル島の事故をうけて製作されたのかと思ってたら、逆だった。
この映画が公開されたのが1979年3月16日。
スリーマイル島の事故はそのわずか12日後。
事故を予見してたとしか思えない……
ちなみに製作、マイケル・ダグラス。
これ書いてて初めて気づいた…

監督はジェームズ・ブリッジス。
ペーパー・チェイス(1973年) 、
アーバン・カウボーイ(1980年) 等の人。

ただこの映画もフクシマ50もそうだけど
懸命に原発事故に取り組んだ私人を描くことで、原発の危険性はうやむやる。
綺麗事を持ち出す汚いやり方だと思う。


※ スリーマイル島原発事故
  1979年3月28日。
  アメリカはペンシルベニア州の原発で 発生した炉心溶融事故。
  世界初の原発事故だそうです。
  チェルノブイリやら東海村やら東日本地震。
  核なんて、結局コントロールできないのだと思うのは私だけなのでしょうか?

それでも地球は回っている