7月26日 キューバ、モンカダ兵営襲撃記念日

革命家

 その年かれは日本にいたらしい。
 その年の今日、広島に。
 中国新聞の記者に問うたという。
「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」
 かれの名はエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。
 その時31才。
 享年39才。
 フィデルもラウルも存命。(これを書いた当時は。フィデルは2016に90で逝き、ラウルはいま(2022年)現在91。倍以上生きる家系らしい汗)
 彼だけがいない。

 通称の「チェ・ゲバラ」の「チェ」は、アルゼンチンやウルグアイ、パラグアイ等で使われているスペイン語(リオプラテンセ・スペイン語をはじめとする諸方言)で、
「やぁ」とか「おい」とか、
要するに「ダチ」に対するくだけた感じの呼びかけなのだそうだ。
「チェ。エルネスト・ゲバラ」
 よう、 ゲバラだよろしくな。
 そんな感じか……

 今はもう、誰もゲバラなんて知らないよね…


7月26日 キューバ、モンカダ兵営襲撃記念日

 7月26日がキューバの独立記念日。
 1953年、カストロ指揮下の学生らがモンカダ兵営を襲撃して、解放運動が始まったんだって。
 26日を挟んで25日~27日まで連休になるそうです。

それでも地球は回っている