菊池俊輔さん追悼兼ねるあいうえ歌史
あいうえ
オバQ毛が三本
かきくけ
ころころ良く笑い
さしすせ
そそっかしいけれど
ともだちおもいの人気者
さあ素敵な旅に出かけよう
道はどこまでも つづくー
空がピンクにそまるころ
ぼくらようきなぼうけんか
ぼくはQ太郎
わんぱくおばけだよー
きょうもむねのなか
ハート燃えてるよー
作詞・△△△△△
作曲編曲・菊池俊輔
歌・天地総子
『あいうえオバQ』は、1985年4月から
テレ朝系アニメ「オバケのQ太郎」後期エンディング(135-510話期)として使われました。
でもあいうえ歌って、ものすごーく昔からあって、
1945年4月公開の長編アニメ映画
『桃太郎 海の神兵』
とかは、1944年に松竹動画研究所によって製作され、国威高揚に使われました。
国威高揚、発揚はともかく、日本初の長編アニメ映画(白黒、74分。ミュージカル要素もあり!)ってもう、胸が躍ります。
たった一度テレビで流れたのを見て、歌も覚えました。
あいうえおー
かきくけこー
さーしーすーせそ
たちつてとー
って、順に歌いながら戦艦の帆を広げていくシーンとか、空挺部隊のパラシュート降下とか、ものすごいよかった。
これだけではないです。
1965年のテレビアニメ、『ジャングル大帝』の中で、動物たちに人間の言葉を教える歌として、
アイウエオオエウイア
カキクケココケクキカ…
と続いていく歌があるのです。
ふと気づいておー、となるのは、
海の神兵が1945、
ジャングル大帝が1965、
私のが1985ってww
(まあわたしのは、海の神兵やジャングル大帝ほど意味のあるものではないが)
20年おきにアイウエオの歌が回ってくるとすると、2005年と2025年もなんかあるんだろうかw
言葉遊び歌は楽しい
リズムを刻んで誰でも作れる
想いも載せられる
つまらないのは誰かがそれを、自分だけの発想みたいに言い募って、遊び自体を廃らしてしまうことだ…
そもそもあいうえオバQこそがパワハラで、
いろいろ言い募られて変わっていってしまった一作
上に挙げたのも、なーんかどっか怪しいですww
作詞は楽しいけど
意味通らなくても行かれてしまうとこあって
ちょっと悲しいw
菊池さん
安らかに
それでも地球は回っている