58分の1〔【嘘大会参加作57】 先程、来年は絶対数制限が出されました。 鬼が金棒を持って、大笑いしております。 GA KA KA 😗 へのお礼作です〕


誰かが私を尾(つ)けてくる。
ひたひたひたひた。
引き離せない。
ひたひたひたひた。
気配はどんどん大きくなって。


ついに私は振り向いた!


いかつい顔の鬼がいた。
野太い金棒担いで立っていた。


来年のこと言ったか?


野太い声。
笑う準備をしてるのだ。
なのに、何でだろう。
私はめちゃめちゃ怖かった。

GAKAKA。

笑い始めの声だけ聞こえ、後は何もわからなくなった。



それでも地球は回っている