あみの土から

霞ヶ浦のほとりに広がる茨城県阿見町は 豊かな自然に恵まれ、美味しい農作物が実ります…

あみの土から

霞ヶ浦のほとりに広がる茨城県阿見町は 豊かな自然に恵まれ、美味しい農作物が実ります。 季節を感じる『土からの便り』とともに ​阿見町の農作物の魅力をお届けします。 https://www.ami-farmer.com/

最近の記事

美しい湖畔に、美味しいれんこんあり。

れんこん農家 野口勝弘さん 野口さんのお宅から歩いて約1分。 日本で二番目に大きな湖・霞ヶ浦の湖畔に広がる蓮田は、息を呑むような美しさだった。青々とした大きな葉の間に、白い花がポツポツと顔を出す。そこに立っているだけで、心が洗われるような、そんな景色が広がっていた。 これだけは間違いない。「れんこんは、新鮮なほど美味しい」 霞ヶ浦流域はれんこんの一大産地。 茨城県はれんこん生産で全国シェアの半分以上を占めているが、そのほとんどが霞ヶ浦と北浦の周辺で栽培されたものだ。霞

    • あみの夏。トウモロコシの季節。

      阿見の夏の風物詩といえばスイカ、メロン、そして甘くジューシーなトウモロコシ。町中を車で走ると、そこらじゅうの畑で、すくすくと背を伸ばしたトウモロコシが、夏風に揺れている。 「ちょうど実が太る時に雨が降ってくれると、いい作物になるんだ。」 トウモロコシづくりの達人・島田辰男さんがそう教えてくれた。 「本当いうと、トウモロコシは、畑で採りたてを“生”で食べるのが一番うまいんだ。農家じゃないとなかなかできないことだけどね。それにできるだけ近いものを味わってほしいから、俺は朝4

      • 阿見町の大玉スイカがとびきりスイートな理由。

        スイカ農家 島田辰男さん (阿見町認定農業者連絡協議会 令和4年度会長) 「おいしいスイカをどうやって選んだらいいかって? 間違いなく言えるのは、生産者を見て買うことだな。誰がつくったのかわからないものじゃなくてさ」 茨城県随一のスイカの名産地として知られる阿見町で、スイカ栽培歴40年以上。島田辰男さんのつくるスイカは、でっかくて甘くて、それだけでなく、不思議なくらい優しい味がする。連日の収穫や農作業で真っ黒に日焼けした顔で、にっこり笑うと目がなくなっちゃう。そんな

      美しい湖畔に、美味しいれんこんあり。