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平家物語放送地域拡大祈願!各地に残る平家の伝承調べてみた!

今から1ヶ月ほど前。来年1月にフジテレビ他でテレビ放送予定で、FODではただいま毎週木曜日に好評配信中のアニメ『平家物語』の放送・配信が発表されました。

もともと日本史が好き(と言っても戦国時代と幕末がほとんどだけど)な私。平家物語も当然知っていると言うこともあって、私は大変喜びました。

何とは言わんがその『平家物語』が「もっと多くの地域で放送されてほしい」と思った私は、各地に残る平家の伝承にはどんなものがあるのか調べてみました。

すると、調べてみたらこんな記事が。

源平合戦に敗れ各地に落ち延びて行った平氏に関する伝承が、国内各地に残っていたんです。これは私は学校では習ったことのない新発見です。

今回はその中から、私が特に印象に残った3つを紹介していきたいと思います。

①熊本県八代市「久連子古代踊り」

熊本県八代市に残る国選択無形民俗文化財の「久連子古代踊り」。私も調べていて初めて知ったものなんですが、なんとそれは平家に密接に関係あるものだったのです。
久連子地区に古くから伝わり、五家荘に隠れ住んだ平家の落人たちが都を偲んで舞ったといわれるという久連子古代踊り。八代に逃れた平家の残党が京都を思う気持ちが、令和の今でも受け継がれているんだなと感じました。

②福井県越前市・城福寺
福井県越前市にある鎌倉時代から続くお寺「城福寺」。平清盛の弟、平頼盛(たいらの・よりもり)の長男平保盛(たいらの・やすもり)が鎌倉時代に建立したお寺。住職も代々平家の子孫の方が現在まで務めているというのです。
後の平家追討の際にも清盛の継母池禅尼(いけのぜんに)の尽力により残った城福寺。平家の子孫が代々住職を務めているところなどから、平家の血は途絶えていないということとお寺の歴史の長さを感じました。庭園も非常に立派ということなので、コロナが明けたら絶対に行ってみたいと思います。

③沖縄県離島部の伝承
なんと平家の落人に関する伝承は、海を渡って沖縄の離島部にまで残っていたことを知りました。

・沖縄県宮古島狩俣
落武者の物という古刀など遺品が伝わる。また平良という地名は平家の姓に由来するものという。
・沖縄県竹富島
赤山王は平家の落人で、竹富島に流れ着いたとの言い伝えがある。なごみの塔は居城跡とされる。
・沖縄県西表島
16世紀初頭の豪族慶来慶田城用緒は、平家の末裔であると称していたことが知られる。
《先掲のWikipedia記事から引用》

沖縄の離島部にまで残る平家の伝承。「そこにもあるのかよ!」とびっくりしました。「落武者の物という古刀」もぜひ見てみたいものです。

私ももっと落人にまつわるものだけじゃない、学校では習わないような平家にまつわる様々な伝承をたくさん調べたいと思います!『平家物語』今FODでご覧になられている方も来年1月のテレビ放送で見るという方も、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか?

《「+Ultra」枠が編成されていない地域、あるいはフジテレビ系列局がない地域の皆様へ》
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