『わたしは真悟』の続きがどうしても知りたかったから楳図かずお大美術展に行った。

少し前、墓参りを兼ねて大阪に。
館内に流れるインタビュー動画で楳図氏が「続編の絵を書くためにお店の絵の具を全部買った。カメラに映らない色があればいいのにね」と話していた。
この場所まで足を運んで良かったと心から思える言葉だった。
親しい人なら知っている激イタエピソードだが私は処女詩集を出す時に本気で楳図かずお氏に「ナイナイを肩に放浪している猫目小僧」を書いてもらいたくて吉祥寺をうろつき自宅に留守電を残したことがある。       (もちろん返信はなかった)

「ZOKU SINGO」の最後の絵を観た。
内心年齢も年齢なので庵野のように綺麗に終わらせるのかと想像もしていた。

       否

 楳図かずおはまだまだ生きるつもりだ。
それでこそ私が追い続ける漫画家である。

アンビリーバーボーな薄給で働いているのでw他県の詩の勉強会に行く旅費の積立にさせていただきます。