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この作品を私はいつか越えられるだろうか?

日曜日が…終わっていくぅぅぅ…。

最初に
まず、来週の投稿はお休みします。
音声でお伝えしたことと(期間が過ぎたので下書きに戻しました)←意味わかんない人は無視してね。
次回投稿する際同じ状況でしたら大変失礼ですがブロックします。
あと切実に左腕のお休み日必要。ということで。

※いつもの語尾不統一の病が出ております。ご了承ください。

昨日やっと重い腰をあげてダウンをお家で洗って
(クリーニング代高すぎるんよ私には無理)
24時間営業のコインランドリーの大型乾燥機を利用しに行った。
早朝狙い目過ぎる。清掃をしてくださる人が居て他は誰もいなかった。
夜のコインランドリーは平日夜のネットカフェに似た居心地の悪さが私にはある。
先日どうしても早く仕上げたいものがあって少しだけ快活倶楽部を利用したら、いつもとは違う匂いと耳につく止まらない咳の音から気を離せなくて早々に退散してしまった。

誰も待っていないとしても私には快適な空間の家がある。

1度もネットカフェに泊ったことがないとか質屋にいったことがないとか
ああ、人生からはみ出さずに(むしろそれを死守して)しっかり生きている人たちも
いるけれど、私の人生はそうはならなかった。

私はこのあったかい快適な家と頑張りたいと思える仕事と生涯続けたいと思っている詩を書くことがあればかなり満たされている。

そうそう。アマゾンプライムの新作韓国ドラマ「もうすぐ死にます」
おススメですよ!

自殺して強制的に12回生まれ変わらされる男が主人公のストーリーなんだけど、4話以降がまったく予想だにしない展開になっていくんだわよ。
特に
「家族や恋人に自死したものがいる遺された人間の哀しみ」
も丹念に取り上げられていて、もぉ終盤は泣いて泣いてえぐかったから。
私の底力、
「客観的に見て人生結構積んでるのになぜ踏ん張れるのか?」
を映像で見せてもらったような。そんな気持ちになるドラマなのです。

今人生積んでます。実は死にたいです。って人にも見てもらえたらな。
ドラマ、韓国も最近漫画原作すごいね、これもウェブ漫画原作だし。
もともと大人気漫画だったらしいです。
アマプラ限定で確か8話迄だから。良ければ。
(※注意 母親憎い系の方にはグッと来ないとこあります)

さぁ
わたしが所有しているもので最も優れている作品の発表です。
今までの話しにも通じるとこあります。
(気になる人いるんかーい!)
残念ながら
私が作ったものではないですが。

別に好感度あげようと書いてるわけじゃなく。
「名前」です。
父から貰った   網野 という姓
母が考えてくれた 杏子 という名前

私は母が再婚し、義父の養女になったため
実は現在の本名は網野ではないんです。
(実はもうひとつ!、あるけど自分を守るためそれは書かない)
離婚後母が一度自分の旧姓に私も入れ義父が他界してしまったため
戸籍のルール
前一つ前の母の旧姓には戻れても二つ前の父の名前には戻れない。
それを役所との電話で知り普段泣かない私が泣いていた時母は

「何をそんなに泣くことがあるん?」
不思議そうな顔で聞いてきました。
むしろ義父の姓を名乗る自分と同じだからいいじゃないと言いたげに
きっとあの時私は母を睨みつけていたと思います。
伝えた言葉も忘れていません。
「あなたには、一生、わからない」

私が生まれたときに父からもらった名前は
詩を書く以外の場で名乗ることが出来ないのです。

私の「網野」に対する思い入れを知っている詩友が
この時代なら家裁にかけたら戻れるんじゃない?やってみたら?
と言ってくれていました。

けれどほどなく
この「大コンブライアンス時代」がやってきたのです。
泣くほど辛かった養女の名が私をプロテクトしてくれる未来があるとは。
ただ泣いて母を睨みつけていた当時の私には思う由もなかったです。

さっきの韓ドラではないけれど
私は自分の経験で
あんなにも辛かったこと。と、書くこともできないような出来事でも
反転して後々、
あ、あれはそういうことだったのね!
と思わせてくれた経験が多いです。
だから、これを読まれている方もすぐにはめげないでほしい。
心からそう願っています。

義父の名前も使わせてもらっているので
そちらのおじーさんとか先祖とか全く知らないけれど
今では仲良く母から受け継いだミニ仏壇に写真を飾っています。
昔の私だったら考えられないことだよな。
そうしても父はなーんも怒らんと思う。
あったかい人だったから。

生前
父も私も不器用でまともに話せていなかったような気がしますが
愛嬌づらwとざっぱさは父の血です。

もしひとつだけ願いが叶うとしたら?
考えたことがあります。お金でも名誉でもありませんでした。
すぐ忘れてしまった父の声をもう一度聞きたい。でした。

「ドラクエ5天空の花嫁」
で主人公がパパスに会えるとこがあるんだよね。
どうしても死なせたくなくて何度も話しかけても展開は変わらなくて
この脚本を作った人はすごいと思った。

タイムリープなんて出来ないのよ。
死んだらもう会えないのよ。
それを覆す甘い夢なんて
ただの幻想だから。

母がくれた杏子って名前も大好き。
1番最初に私の命を守ってくれたのは母だったと思います。
続けてふたり娘が生まれ数年も経って
いつもつわりが酷い母につわりはなく
気がついたら私を妊娠していたそう。
父は網野を継ぐ男の子が欲しかった。
でも女の子は充分だった。
「調べてきたら?」
経済的に安定してきていたとはいえ裕福ではなかった我が家。
しばらくして母が父に
機転を効かせたのかこう伝えたそう
「お医者さんが生まれてからの楽しみにされてはどうですか?だって」
父はギャンブラー気質なところがあった
「いっちょ、賭けてみるか」

実際私が生まれた後、数日父は戻ってこなかったらしい。
少しも恨んでも悲しくもない。
それからの
父の愛情はしっかり感じていたから。
仕事から家を開けることが多かった父に代わって
母が七五三などにもひとりで私を抱え連れて行ってくれたらしい。
仕事があっても母の手料理は抜群だった。
毎夜の食事も少しも手を抜いてなかった(まぁ料理好きだから)
揚げたてでない天ぷらもぬるい味噌汁も飲んだ記憶がない。
父は父なりに
義母から虐められて育った母も母なりに
私を慈しんでくれていた時期もあったのだ。
杏という漢字は10月生まれで母が好きだからと考えたらしいのだけど
室生犀星『杏っ子』っにもアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の杏子にも
シンパシー感じまくりだw

「kyo-ko」って海外の人も言いやすいのよ。
そんなふうにヤリタさんが言ってくれた。
ある福岡のメンバーが「詩を書く人の名前だって思いました」
そう言ってくれた。
文学学校時代、高階紀一さんに一度だけ聞かれたことがある
(作品は箸にも棒にもかからなくて他のクラスのチューターだったにせよ
作品について何を言われた記憶もないのだけれど)
「この名前は…本名?」(違う言い方だった気がするけれど)
どう答えたかも覚えていないけれど
名前を誉めてくださったことだけは覚えている。

詩を書くとき、書く集いに出向く自己紹介の時
私は思いを込めてこの名前を放つ
音声配信でも名乗りすぎなのはきっとこれが理由だ。

私の筆名は生を受けた時いただきました。
父と、母の、思いの溢れた共同作品の傑作です。

網野 杏子

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

※大事な追記
 自分の名前が嫌で呪縛にしかならない場合。自分で勝手に変えたらいいからね。渡辺玄英さんも言ってたけど私も大賛同ですわ。




アンビリーバーボーな薄給で働いているのでw他県の詩の勉強会に行く旅費の積立にさせていただきます。