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CUE! 4th Party「Forever Friends」を観てきた

あんなに感動するとは思わなかった。

2022/11/19 パシフィコ横浜で開催されたCUE! 4th Party「Forever Friends」を観てきた。ありきたりな表現にはなるけど行って良かったしCUE!に出会えて、そして32人に出会えて良かった!と思える素晴らしいライブでした。

私がCUE!に出会ったのは、2022/5/1 立川ステージガーデンで開催されたCUE! 3rd Party「Start a new line」。友達が参加できなくなったということでチケットを譲ってもらって参加したのがきっかけだった。当時は超!CUE!&A という番組が超A&Gでやってたなーくらいの認識しかなかったので、その友達にCUE! 1st Anniversary Party「See you everyday」CUE! 2nd Party「Sing about everything」の映像を借りてCUE!のパフォーマンスを初めて観たんだったと思う。

3rd Partyを観てきたはじめての感想は「アイドル的なパフォーマンスって案外悪くないかも」。そのころはVTuberのライブばかり観ていて、人数は多くても7人、演出もどちらかというとARだったりMV的な映像演出がメインなライブを観てきたので、単純にがっつりフォーメーションが動くダンスのパフォーマンスが新鮮だったのかもしれない。

ちなみに、ライブに参加するからにはサイリウムを振ろうということで、公式サイトのキャラ一覧と1st Anniversaryと2ndを観てこの子にしようと決めたのがMoon所属の宇津木聡里さんでした。どうやらAiRBLUEにはチームがあるぞということで念のため各チームからも1人ずつサイリウムの色を決めていたのだけど、3rdは全曲全員曲だったので杞憂で終わりました。
ついでに、オンゲキでCUE!のイベントもやってたのでこの頃に久しぶりに音ゲーのイベントをガッツリ回してました。

3rd Partyの時期的にアニメも放送もされていたのだけど、2クール目の後半ということもあって新規に1話目から観るということはせず、しばらく経ったころにゲーム「CUE!」再開断念と「AiRBLUE」活動休止のお知らせ。浅はかにも3rdの「スタートライン」前の映像演出をみて「このコンテンツ終わるんか…?」なんて思ってフラグを立ててしまった自分をぶっ飛ばしたい気持ちではあったのだけど、この頃はまだ「あぁ終わるんだなぁ…」くらいの気持ちだった。

4thの開催も決まって、3rdのチケットを譲ってくれた友達がチケットを取ってくれるということで参加を決め、ついでにMoonのリーディングライブもチケットが取れたので参加した。なかなか腰が上がらずAiRBLUE各メンバーのバックグラウンドを知る機会がなかったのだけど、Moonのリーディングライブで4人の関係性を改めて知ってなんかいいなぁってなったし、ちゃんと16人の背景を知りたいなって思って。

重い腰を上げてCUE!のアニメを2クール24話分観たのが11月に入ってから。アニメをちゃんと観るのもすごい久しぶりだったのだけど、メンバー1人1人だったり各チームにフォーカスしてくれてたので、私みたいなド新参でも少しはみんなのことを知ることができたような気がした。最初に推しにきめた聡里さん、Moonのみんなはもちろん、Flower・Bird・Windのみんなもますます好きになれた。アニメを全話見たあとに2ndと3rdの映像を見返して、「パフォーマンスすげえや」を裏付けていたものが何なのかが少しだけ分かった気がして、4th当日がますます楽しみになった。

ライブ当日。ライブ前から「解散」ではなく「休止」だったり、「Final Party」ではなく「4th Party」だったりと終わりを感じさせないようにしてきてて私も終わりを感じないようにしてきたたのだけど。やっぱりライブを経ると終わりなんだなって実感しちゃって。16人と16人が欠けることなく立ってるステージが観れて本当に良かったし、このコンテンツには終わってほしくないって強く思ってしまった。本編については以下に箇条書きで。

・初パシフィコ、思ってたより大きい会場でビビった。席はそこそこ前のほうだったけど、開演前にちょっと後ろを見たら席は埋まっていて、こんなにたくさんマネージャーがいるんだってちょっとグッときた。
・OPの演出、セットがいきなりあんな形で生かされるとは思わなかった。
・全体的に、セットのLEDの色の演出が良き。ソロパート、デュエットパート、チームパートそれぞれの色の表現が良かった。Vのライブばかり観てきたからある意味新鮮。
・セットリストも全体曲・全体朗読・チーム曲・チーム朗読が入り混じって予測できず先の展開が楽しめた。
・スタートラインはあのダンス込みで好き。A~Bメロのソロパートからのサビの横一列になってスタートラインを踏み出す振りがすき。
・Radio is a Friend!、Steppin'Girl、カレイドスコープなどなど…他のみんながそうじゃないわけでは決して無いんだけど、そこに莉子がいるって訴えてくるというか莉子がいるっていることの納得感というか。#鶴野有紗さんはすごい
・あのカレイドスコープは泣いちゃうわ…あの瞬間はサイリウムをオレンジにした。しないとだめだなって思っちゃった。鶴野さんがお辞儀してるのが見えて泣いちゃった。
・カレイドスコープからの「どうしてしんみりしてるの?」…Road to Foreverをはじめとしてしんみり→元気みたいな情緒を破壊するセトリだったのはずるい。Road to ForeverはあのMVが視界に入ったから余計に情緒が破壊された。
・Forever Friendsはやっぱりいい曲。サビの手を振る振り付けは初見のときから天才か?????ってなってた。現地で一緒に手を振って最高か???ってなっったし配信で見直してたくさんのマネージャーさんたちが手を振ってるのを観てForever Friendsはやっぱりいい曲やんけ????ってなった。
・Forever Friendsからのゆめだよりは物語が終わるんだなってことを嫌でも再認識させられた気分。
・「私たち、声優です」からのミライキャンバスはずるいよ。私はアニメで16人の物語を知ったけど、あの世界から時間が経ってみんな成長したんだなって分からせられた。
・ENがHimmel曲なのは3rd時点のアニメのストーリーからが時間が経ったってことなんだろうな。
・からのForever Friends。もう一回やるだろうなって思ってはいたけど最後にやってくれてよかった。唯一の心残りだったのは座席的にMoonが逆サイドだったこと。それでも見えてはいたし立花さんが思いっきり走ってるのもちゃんと見えた。
・朗読パートが区切りを踏まえてこれからも日常が続くっていうストーリーなのが余計に涙腺を刺激してやばかった。
・最後、いままであまり表情が崩れてなかった(ように見えてた)小峯さんがうるっと来ててもらい泣きしてしまった。最後の最後、リーダーズ4人のところで扉が閉まってからしばらく号泣してしまった。
・聡里さんの凛とした表情、利恵らしさあふれるこまかい仕草、他のみんなの一挙手一投足からも、ステージに立っているのが16人ではなく32人だったんだなって噛み締めてしまう。
・改めて配信で見直してるけど、現地じゃないと見れないメンバーの表情だったり仕草だったり、会場の雰囲気だったり会場の音響だったり。現地で観れて本当に良かった。

アフタートークはとりあえず1回見たけどライブ終わりにへとへとな中見たのもあってあまり内容が頭に入って来なかったのでまた今度見よう。
ライブ本編は記事を書いてる間に2周しました。

CUE!のライブって幕間は朗読劇になっていて、終始一貫してステージに立っているのは「声優たち」だけではなく「キャラクターたち」なんだって認識させてくれる。もちろん朗読劇だけでなく仕草だったり表情だったりがそれを裏付けているのだけれど。

正直声優系コンテンツのライブには苦手意識があって。ラジオっ子だったっていうのもあってラジオから声優や作品を知る機会が多いのだけど、「声優」としてのパーソナリティを知りすぎてしまって、ステージ上に「キャラクター」として立っていてもそこに「キャラクター」を重ねることができなくて。
CUE!に初めて触れた時期は声優コンテンツから離れていたこともあってフラットな目線で見れたからハマったんだろうなって思っていたのだけど。パンフレットやカウントダウン動画のインタビューや鶴野さんのブログを読んで、キャラクターとキャストが一緒に成長してきて作り上げたものなんだなって。こんなキャラクターとキャストが一体になったライブ見せられたら好きになるって。

もうCUE!としての新しいコンテンツに触れられないのは寂しいけど、私たちが彼女たちを忘れない限り生き続けることを知っているし、今までに世の中に出た楽曲や物語も消えてなくなるわけではないことを知っている。
3rdで初めて生でパフォーマンスを観た衝撃を、アニメで観た彼女たちの成長を、4thの感動を私は一生忘れない。しばらくはこのライブを引きずるとは思うけど、そのうちちゃんと前を向いて生きていけるといいな。
ありがとうAiRBLUE。願わくばまたどこかの未来で!サンCUE!


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