【年商1億円カレンダー:】52日目(テキスト3,766文字、音声1本:6分)
52日目です。
前回の続きをいきます。
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「倒産するな!」
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普通の会社は「いかにしてボロ儲けしてやろうか?」を考えますが、
個人的には「倒産しない」「継続する」「ちょっとだけでも良いので(地味でも良いので)成長する」ほうがもっと重要だと考えています。
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成功とは「準備」と「機会」が出会った瞬間に起こる
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これはよく言ったものだなと感じます。
正しいことをやっていても、正しい準備をしていても、1億円を売り上げるには1億円の「機会」が必要です。
生き残り続けること、良い準備をすること、運が降ってくる必然を繰り返すこと、が何よりも重要です。
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「倒産しないために絶対にやるべきこと(やってはいけないこと)」
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①入金は早く、一括で、支払いは遅く、分割でやる
②資本対策は複数を同時にやる(一本足でやらない)
③借入を積極的に実行する
④補助金、助成金など貰えるものは多少面倒でももらっておく
⑤最低5年間、どれだけ好調に感じても生活水準は上げない
⑥セーフティネット共済など「守り・予防線」を張り巡らせる
⑦やりたいことではなく最初の5年間は儲かることだけに専念する
です。(丸暗記お願いします。)
支払い手形の類は辞めましょう。
例:眼鏡屋さん
6億円分の支払い手形をゼロに → 「潰れない」を優先した体質へ
小売店への注文が殺到し、短期的に売上は増えましたが、支払い手形だらけの受注により危うく黒字倒産しかけました。
短期借入を4年間で38回繰り返すほど経営状態が悪化したの契機に「5年後には手形をゼロにする」と決意。
銀行から長期の借入を実行したり、支払い先に金利の割戻を行い支払手形の発行を停止、仕入れ先への支払いはあえて現金払いにし、計画よりも1年早く手形が解消。
〜補足:(支払手形のデメリット)〜
手形に記載した金額が、支払期日まで決済できない状態を「手形が不渡りになる」と言います。半年以内に手形が2回不渡りとなると、銀行取引停止処分となり、事実上の倒産となるデメリットがあります。また1度でも手形が不渡りとなると、銀行が融資を受け付けてくれません。
また、「手形のジャンプ」を行った場合、銀行から無利息で新しい手形を発行できるものの、受取人が応じない場合や受取人から利息の支払いなどの条件を提示される可能性もありますし、何より受取人からの信用を失う恐れがあります。
↓
支払手形がゼロになれば不渡の恐れは消えます。
手形の解消を決意したことで「赤字部門の撤退も決意」することができ全体としての業績が安定しました。
目先の売上よりも「潰れない体質をまず先に確立する」という優先順位を覚えておいて下さい。
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関わるメンバーが「夢を持てる計画書」だけが良い計画書である
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