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若いって思っていたけど実は昔のことだった

【『書く習慣』が身に付く 1週間プログラム】

あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?

ついにここまで追いつきました。今のところ一週間に一回投稿できればいい感じ。
さて今日は上記のお題について。

早速ですが、私には甥という者がおりません。
一人っ子です。
母だけです。
あとは夫方の姪がいらっしゃるぐらいだけど、妻の立場で夫の姪ってどういう距離感?おじさんの奥さん、ぐらいで終わっちゃうよね。
なので、甥というよりも、お若い方に向けて、ということになっちゃうかな。
よろしければぜひお読みください。

新社会人時、当然何も分からないまま会社という組織に放り込まれ、研修期間も含めて約5年ほど頑張りました。辞める前からちょっと心身のバランスが崩れてしまって、上司や先輩、同僚の方々に多大なる迷惑をかけてしまったなぁと今でも思っています。今は、自分の状態をよくよく見極めながら仕事や子育てをしつつ、いわゆる「自分探し」をしている毎日。→この歳で自分探しかよ。

自分はなんで心身のバランスを崩してしまったのか。
時々節目節目で振り返ることがあるのですが、行き着くのはやっぱり

「出来ないことを無理してやっていたから」

出来ない人と思われたくなくて誰に相談することもせず、自分一人で「ムリ!」を抱えながら、ギリギリまで踏ん張っていました。
かつての同僚の一人だった夫が当時の私をこう話してくれました。

「昔から、頑張らなくてもいいことを頑張りすぎたから、肝心なところで頑張れなくなっちゃたんだね」

本当にその通り。

会社員時代は、社会を渡り歩いていく上で必要なことを学ばせてもらったから、無駄なことではなかった。でもそれ以上に関わった人たちの価値観に振り回されてしまったことの方がたくさんあって。
化粧する時は必ずアイシャドウを塗らないといけないんだ〜、スカートは週一回は履くようにしないと〜、ストッキングを必ず買っておかないと〜。のような
〜じゃないといけない、〜するべき
という縛りを守ることで頑張ってしまった。

今でもそうなんだけど、見聞きしたものから受ける影響がバカでかいらしく、それが体に出てくるように。
頭痛くなったり、手が痺れてきたり。食べ物を受け付けなくなったり。
マジでカウンセリング受けた方がいいんじゃないかと思うぐらい。
こんな状態でよく5年持ったなと、自分でも驚いています。

今だから思うこと。

自分の「ムリ!」を周りの人に話すべきだった。
自分なりにSOSは出していた気がする。だけど自分の「弱み」を見せたくないという無駄な「プライド」が邪魔していたんだと思う。
そんなプライドより、自分の心を守るべきだった。

これから社会に飛び出していくみなさんに伝えたい。

この先の人生の中で、これは無理!と思えたり、「ツラい!」と一ミリでも感じたら、綺麗に話そうとしなくていいから話してほしい。
きっと周りにいる先輩や同僚、あなたを見守ってくれた全ての人たちはあなたのSOSを受け止めてくれるはず。

これは仕事に限らず、子育てにも言えることだと思っている。

自分もそうだけど、母親なんだから〜とか、ちゃんとした親でいなくちゃ〜
で心潰れる前に、辛いものは辛いと言ってほしい。

言ってほしいと思ってくれている人がいること。存在があること。

そんな拠り所があるだけで、人は頑張って乗り越えていけるものなのではないでしょうか。

そのためにもぜひ、心から信頼を寄せられるような人に出会ってくれることを願っています。
ちなみに今の自分のそれは「夫」かな。

いつか子どもが社会に出て「ムリ!」って思った時に、それを話せる人に出会ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
もちろん自分は、これからもそんなことを話してくれるような存在でいたいと思っています。

若いって、ガンバッチャウヨネ。
でもそれが若さの良いところ。

私も頑張るぞい!

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