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がん患者の家族になった

マギーズ東京を皆さん知っていますか?
がん患者さんや、患者さん家族・友人など、がんに関わる人が訪れる、第2の家のような空間です。

私の母は肺がんのステージ4と診断されました
脳転移もしていて、素人ながら調べたところ余命は半年ほど?
病状について詳しく親が話してくれたことはなかったが、深刻な状態なのはわかった

急遽始まった入院生活。家族会議で知らされたのは入院の前日
母は着丈に振る舞っていたが実際は不安だっただろう。
ストレスためるのは良くないからと言って、よく笑って過ごしていた

家族みんながどう思いながら過ごしていたかわからないが、わたしは とても不安だった。
同じような症例の人をネットで探してはさらに不安になり泣いて過ごしてた

そんな中見つけたのが、マギーズ東京
訪れるのも勇気が必要だったが、それよりも誰かに助けて欲しい気持ちが勝り、ドアを開けた。
木のぬくもりを感じるあたたかい空間で、どうして来たのかを聞かれることもなく、穏やかな人たちが、ただ側にいてくれたのを覚えている。

自分の話をするのが苦手なわたしは、時間がとてもかかったが、少しずつ今の状況を話してみた。
むやみに同情するわけでもなく、でもただ聞いていてくれているだけでもなく、解決策も交えながらお話してくれた。

とてもとても救われた
帰り道には心がスッと軽くなっていた。

いつかわたしも、誰かを救えますように。
がん患者家族へのサポートを広めていきたい

そして、がんに関わる方たちは、ぜひマギーズ東京へ訪れてみてください
逃げ場があることを知ることは、心の救いになる
そんな場所はたくさんあったほうが良い。

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