『am』vol.1┊おんなのこのTwitter事情
「あのツイートは可愛くなりたいホンネのささやき」
きまぐれ季刊誌「am」とは・・・
現代のおんなのこの「可愛いへ執着する心理」を紐解き考えるペーパー誌。
|紙媒体でのご購入は こちら ( 通販価格 ¥100 ・オンライン未掲載のイラスト付・A3サイズ・新聞風なレトロ印刷)
ー はじめまして。インタビュワーは助手が務めさせていただきます。先生、自己紹介をおねがいします。
可愛い研究所所長・イラスト作家のあんころもちこ先生と申します。私の夢は、日本中の可愛くなりたいおんなのこに、可愛くなってもらうこと!可愛くなるためのヒントになる「可愛いの真相」を研究し、イラストで発表しています。
ー 日本中…可愛いの真相…、壮大で僕にはよくわからないですが、とにかく可愛いおんなのこがすきなんですよね。
だいすきです。とにかく、可愛くなりたいおんなのこに読んでほしくて。男性には複雑なオトメゴコロを理解するための教科書として何か感じてもらえると幸いです。
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ー 今回は、「おんなのこのツイッター事情」をお話して頂きます。
ツイッターといえば、プリクラアイコンやSNOW…話し込みたい事例いっぱいですが、今回はセンチメンタルツイートをピックアップしてみます。気軽に誰とでもリアルで繋がれるSNSで、たまに心配をかけたいツイートをしているおんなのこがいます。例えばこんな感じ…
ー こういうおんなのこいますよね。またやってるなあ…と受け流していますが。
「大丈夫?」ときかれると「大丈夫!」と答えちゃうのがアーバンガールのセオリー。
大丈夫なのになぜ、不特定多数がみている公共の場で、心配をかける発言をしちゃうのでしょうか。
ー かまってちゃんとか、メンヘラちゃんだから?ん〜…
私は、自信がもてないからだと思うんです。
近年はファッションだけでなく、アイプチやカラコンの登場により、お顔まで流行っちゃうおんなのこの世界。
可愛いって言って欲しいから、可愛いだれかを真似して、演じて。だからおんなのこは、いつも素の自分に自信がなくて。たまに素の自分を誰かに肯定して欲しいから、メンヘラちっくに振る舞ってみたりするんです。
「はあ、つらい…(自分に自信がない。もう建前もつかれた。)」
「だいじょうぶ?」
「だいじょうぶだよ〜(気にかけてもらえた。見放されてない。自信ついた。)」
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可哀想と思われた瞬間、おんなのこはしめしめと自信を取り戻して、可愛くなる。
たとえその自信がインスタントであったとしても、現代の自信がもてないおんなのこがいちばん輝く、とてつもない可愛い瞬間だと感じました。
ー 自信を取り戻したいから、おセンチなツイートをしちゃうんですね。でもその自信は一時的なものだから繰り返してしまうと。
そう、繰り返すサイクルがあるんですよね。
可愛い写真(自撮りとか美味しいランチとか)と、おセンチツイートを繰り返す…。そう思うと、おんなのこの「はあ…ムリ…」なツイートって、自信を持つために誰かに後押しをお願いしているアピールというか。前向きになる前提のつぶやきなのかなって。
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ー 本当に落ち込んでいたらつぶやけないですからね。
そうなんです。この考えに行き着いてから、おセンチツイートしてるおんなのこを可愛いと思うようになりました。
ひと声、「大丈夫?」と声をかけてあげてほしいです。その瞬間、現代のおんなのこは自信を取り戻して一番可愛くなるハズです。
おんなのこを可愛くできるのはあなたのひとこえです。
ー 今度みかけたら「大丈夫?」と言ってみます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
あんころもちこ先生
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