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早産、極低出生体重 1,058gで生まれた息子とメディカルアロマ

こんばんは☺︎はぴあみです♪
2児のママです。
二人目の子供、息子(1歳半)は妊娠7ヶ月と2日で生まれてきました。

当時私は妊娠中、1歳の長女を保育園に預けながら
介護施設デイサービスで施設長をしていました。
運営している最中は、ご利用者様へのケアの為に時間を費やし、
時間外で施設長としての業務を行っていました。
長女の出産を経験している私は、少し出産を曖昧に考えてしまっていました。

医療も発達しているし、命がけの出産という言葉も薄れていて、お恥ずかしい事に出産する事を安易に考えていました…

二人目を妊娠している事を仕事場の仲間やお客様にお伝えすると、
私の体の事を心配してくださったり、私を娘、子供を孫のように思って
一緒に喜んでくださったり、アドバイスをくださいました。

もう一度戻れるなら、本当に私の体の事を心配してくださる
ご利用者様のおばあちゃん、おじいちゃんの言葉をちゃんと受け止めておけばよかったと後悔しました。(T ^ T)

妊娠7ヶ月で陣痛!?

いつもの日曜日。この時妊娠7ヶ月と2日
娘と一緒にパパ(サービス業)を職場に送って、パン屋さんによって
娘の大好きなアンパンマンのあんぱんを買って帰りました。

お昼時、買ってきたアンパンマンのパンを一緒に食べようとしていた時、
急に『ドン』とお腹の中の子供が子宮近くを蹴りました。
痛くて、痛くて、パンを食べている娘をチャイルドチェアに乗せたまま、
私はソファに横になりました。

『ママー(どうしたの?)』
「⚪︎⚪️ちゃんごめんね、ママお腹が痛いの。。パン1人で食べれる?」

と会話している最中も、痛くて痛くてたまりません。
仕事をしている主人に電話をしてかかりつけの婦人科に連れて行ってもらいました。
この時、私は”赤ちゃんに何かあったんだ…”…死産を覚悟していました。

病院に着いた時、主治医は
『陣痛だ!!これは大変だ』と近くの大学病院に連絡を取り、救急車を呼び、さらに主人や娘と一緒に救急車に乗ってくださいました。

救急車にのって

搬送先の病院が決まらないと発進できない救急車。
その間『すぐ発進してくれ、◯◯病院の先生には許可をもらっている!破水したら子供が死んでしまう!!』

いつもは穏便で優しい主治医が怒鳴ってくれていました。
『お腹痛いのはわかるけど、さすっちゃダメ!』
主治医は主人にも怒鳴っていました。
さすると出産が促進されてしまい、破水も促してしまうそう。

救急車に乗りながら、私はただただ赤ちゃんの無事を祈っていました。

そして帝王切開へ

大学病院に着いた時、私の意識は薄れそうになっていました。
先生に麻酔を使って、帝王切開になることを伝えられ、
「現在15時20分、麻酔入れていきますね、1、2、3…」と数えらている途中、私は意識を失いました。

両手のひらサイズの赤ちゃん誕生

意識が戻ったのは、19時
最初に聞こえたのは娘のわめき声でした。
お昼からおやつも食べず、オムツも変えれずにいた娘。

お腹にいた赤ちゃんの性別を聞いていなかった私、
第一声は「どっちですか?!」でした。

出産できたこと、男の子だったこと、そして私も息子も輸血をせずにすんだこと…

そのあと、今夜が山場で80%の確率で死んでしまう可能性があること。
3日命が持つ確率がさらに80%であること、生存しても障害が残る確率がさらに高まること。
様々なことが伝えられました。

生まれてきた息子。1,058gと両手サイズの子でした。
私自身起き上がることも、もちろん抱くこともできず、ただただNICUに入っている息子の姿を見るだけ。

生きても、障害が残る可能性80%…

今息子は1歳半。障害も残らず、本当にやんちゃ坊主に育っています。
生まれてきてから入院中、私はメディカルアロマでもケアし続けました。
息子をみてくださった大学病院の先生は、奇跡だと言います。

NICUに入っていた息子に行ったメディカルアロマの使い方はまた次回。

長い文章読んでくださり、ありがとうござます。

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