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初めての俳句🍀

この前ね、ヨガの先生がイベントをシェアしてくれて、早稲田にある肥後細川庭園で春の植物と俳句の会に参加したの。

植物好きだし、東京都の庭園大好きだし、俳句に前から興味あったの。

肥後細川庭園は初めて行く場所で、植物の説明をしてくれる先生が植物にまつわるお話しをしてくれて面白かった。

そんなに大きくはない庭園だけれど、そこにある植物の背景を説明してもらうと、その限られた場所がまるで宇宙空間のように奥深くなる。

庭園散策を終えてから、今見てきた風景や植物を題材にして俳句をみんなでつくった。

先生が俳句をつくる時の基本を教えて3つ教えてくれた。

① 写生
② リズム(5・7・5)
③ 季語(季節の言葉)

ポイントとしては、
・ 見たものをみたまま
・ 感情を込める
・ 情景をイメージする

これがやってみると結構難しい。

前半はすらっと出てくるけど、後半の締めを数の制限があるから、あーでもないこーでもないと試行錯誤して金田一耕助みたいに頭を掻きむしりたくなる。

その生みの苦しみを経て自分の思いを表現できた時はなんとも言えない爽快感だ。

みんなでつくった俳句を名前を隠して発表をして、各自で1番良いと思ったものを理由と共に言う。

私は自分の俳句が上手く出来たと思っていたけれど、他の人の俳句でめちゃめちゃ感動するものがあって驚いた。

わずか17文字にその俳句の情景や心情が表される奥深さに感嘆した。

最後に先生が全部の俳句についてアドバイスをくれた。

同じような表現が重ならないように1つの言葉に中にいろんな背景をイメージさせるというのが、とても日本的で美しいと感じた。

感じたことをそのままに、感情を抑えて文字数制限の中でリズム感をもって表現する。

表現の方法としては俳句だけど、私がやっているフラメンコにも通じるものがあるなぁと感じた。

文字数制限のある中でやるリズム言葉遊びが俳句だとして、人間として生きるのも肉体という制限の中で人生をどんな風に楽しんで遊べるかという生き方にも通じるんじゃないかな〜と思った俳句初体験だった🌿




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