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フラメンコスーパー練習会🍀

昨日は、池川寿一さん主催のフラメンコスーパー練習会を見に行った。

同じフラメンコ教室に通う友達が練習会に参加するから。

フラメンコ練習会ってなんだろう?
最初そう感じた。

池川さんの説明文を読んで理解しつつもハードルの高さを感じた。

日本のフラメンコ教室では、それぞれのフラメンコの曲に決まった振り付けをする。

ウチの教室は、ずーっと同じ振り付けを数十年と続けている。

前の教室は、先生が毎回振り付けを考える。

フラメンコの本場スペインのプロの方々は、本番当日のリハーサルの時に振り付けの構成をギタリストとカンテ(歌い手)に口頭で伝えていきなり本番だ。

池川さんは、この本場のスタイルで日本でもやってみましょうと今回の練習会を企画された。

日本人はとかくキチンとやりたがる。
それは技術力が高いと世界でも評判になるくらいだから、良い面でもある。

良い面もあれば、悪い面もあるわけだ。

スペイン人のことはあまりよく知らないが、スペイン在住のフラメンコダンサーの方のユーチューブを見ていると、スペイン人は適当だとか、時間にルーズだと聞こえてくる。

だからなのか?
フラメンコは文化としてスペイン人にしみ込んでいるから、軽いノリでフラメンコ踊れるのか分からないけれど、とにかくスペイン現地では口頭での簡単なリハーサルしかしないそう。

日本のフラメンコの発表会なんかは、本番よりリハーサルの方が時間がかかるくらいだ。

日本でもプロの方はスペインスタイルでやるのかもしれないけど。

今回のフラメンコ練習会は、踊り手はアマチュアで、ギタリストとカンテにプロの方が1人ずついてフォローしてくれる体制だった。

そうは言っても、ちょっとは練習するんじゃないの〜?と思っていたら、本当に本番前に口頭で踊りの構成を伝えていきなり本番だった!

フラメンコの構成は、私もイマイチ分かってないけど、歌い手さんが歌うところと、ギタリストの聞かせどころ、踊り手の足のステップみせるところ、と各パートの呼び名がある。

分かっていない私では構成を伝えられないと思って、今回私は参加しなかった。

やったことない事はどうなるか分からなくて怖いから、やらない選択をした私。

でも友達2人は、怖いけどやりたいからやるを選択した。

結果は、うまく出来なかったところもあったのだろうけれど、分からない不安をこえて参加した勇気がすごいと感動した。

踊り手は10名、ギタリスト6名、カンテ2名の方々が参加していた。

みんながそれぞれの力を出して、フラメンコという表現をする。

お互いがお互いの思いを感じて音、声、身体を使ってリズムにのせたコミュニケーションを楽しむ、それがフラメンコなんだと感じられる素晴らしいイベントだった🌿✨

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