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24歳でモデルになる

こんにちは。東京とNYを拠点に活動している鈴木亜美です。一昨日からnoteを始めました。2回目となる今回は、モデルを目指した理由、そしてどのように事務所選びをしたかについてお話しします。

◆モデルは目指していなかった

私がモデルになったのは、24歳です。

仕事に就くには特に遅くないのかもしれませんが、モデル業界の人が聞いたら、この年齢には驚くかもしれません。

当時、モデルを始めるのは10代が一般的とされていました。また、私が目指そうとしていたパリコレ等を歩くコレクションモデルでは、23歳がリミットである、と聞かされたことも。当時の私は優に超えていましたが笑

そんな中、どうして私がモデルを始めたのか。なぜこの歳まで目指さなかったのか。それは、当初は別の職業、舞台女優になることが夢だったからです。

舞台女優を目指していた私は、日中は大学でダンスの授業を受け、終わるとスタジオに直行し夜までレッスン、空いている日は声楽、といったように忙しない日々を送っていました。
そして大学卒業後は、ダンサーとモデルが所属する事務所に入り、月に1度あるかないかのモデルの仕事をするようになりました。

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舞台女優を目指していた頃の写真です。髪も長かった!

そうして少しずつ仕事をしていくうちに、自分の気持ちに変化が出てきました。あれ?なんだかモデルの仕事が楽しい、モデルとして表現することに面白さを感じる…!この気持ちはどんどん膨れあがっていき、やがて、女優ではなくモデルを極めていきたい!と思うようになりました。

やりたいことがあると居ても立っても居られない私。すぐにモデルを目指す方向にシフトチェンジしました。「本格的にモデルを目指すなら、ダンサーじゃなくてモデルに特化している事務所に入ろう。そしてやるなら海外も視野に入れてとことんやりたい!」と思い、すぐさま社長に連絡。目標が変わったことも正直に話し、辞めることを承諾いただきました。
そして現在所属をしている事務所、サトルジャパンのオーディションに応募することとなりました。

実は他の事務所にも書類を送っていましたし、ここだけの話、、1か月経っても連絡がなかったところには電話もかけました!…が、見事に玉砕。「こちらもちゃんと(書類を)見ていますので。」と言われてしまいました。(しかし電話をかけちゃう当時の私、勇気あるなぁ笑)
そんな中、唯一オーディションに呼ばれたのが、サトルジャパンでした。


◆事務所選びのコツ

私がサトルジャパンに応募した理由は二つ。

一つは、サトルジャパンが所属モデルを多く抱える、規模の大きな事務所だったため。以前の事務所は少数精鋭で、その場合のメリット・デメリットを感じていたため、次は大人数の事務所で自分がどこまでやれるのか試してみたいという気持ちがありました。

もう一つは、インターナショナル事務所ということで、海外に行っている日本人モデルがいたため。当時の私は、本格的にモデルをやるならやっぱりパリコレを歩いてみたい!という憧れがありました(これも後々、目標が変わっていったのですが)。その目標のため、少しでも海外に行きやすい環境に身を置こうと思ったのです。

モデル事務所は調べたらたくさん出てくるし、どこがいいのかわからない…大人数を抱えるところなのか少数精鋭でいくのか、老舗がいいのか真新しいところがいいのか、目移りしてしまう。私も最初はそうだったのですが、今一度自分の目標を振り返ったときに、少しずつ候補が絞られてきました。

○モデルになったら何を目標にしたいのか

○どんな人とどんな仕事をしたいのか

○その事務所に自分がやりたいことをやっている先輩がいるか

○憧れている人はどこに所属しているのか

などなど。考えたら結構出てくるもの。それに照らし合わせて事務所を選んでいったらいい。モデルになることが目標じゃなくて、なってからどんな仕事をやっていくかを考えてみると、すごく選びやすかったです。ここの事務所は雑誌に出ている人が多い、あそこの事務所はショーに出ている人が多い、など。

私が経験してみて思ったのは、誰かが「〇〇事務所がいいよ」って言っていても、鵜呑みにせず、まずは一旦考える。誰かにとっていい事務所でも、必ずしもそれが自分にとってもいいとは限らないんですよね。誰々は〇〇事務所はいいところだと言うけれど、別の誰かは文句を言っている…そういう状況をたくさん見てきました。

そして残念ながら、やはり所属してみなければわからないことはたくさんある。いいと思って入ったのに、実際に活動してみたら思っていたのと違った。そんな話もたくさん聞きます。

だから、そうなった時のことも考えて、早めに動く。
実際、応募しようと思ってHPを開いてみたら「年齢制限がある…!」とショックを受けることもありました。”20歳まで”とか、、もうとっくに過ぎちゃってるよ…って感じでした笑。それでも応募しちゃいけないとは思わないですけど!

◆おまけ

ちなみに私が事務所に所属した時は、「遅い!今まで何やっていたんだ。もっと早くにきていれば…」と言われたのですが、

「私は過去の色々な経験によってモデルになろうと思い、今このタイミングでここにきました。だから、その経験がなければ今ここにいないし、モデルになろうとは思っていません」

って言い返しちゃうくらい、当時の私は威勢の良い人でした笑。この言いわけは今でも私の心の支えであり、お陰で、自分が24歳で始めたことにいまだに後悔はしていません。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。次は、事務所に入ってから海外に行くようになるまでのお話です。良ければフォローとスキ(♡ボタン)もお願いします!

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Have a good day:)



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