仕事(AV女優編)
事務所に所属していたとき(平成16年)
私はあくまでも「名もなき元AV経験者」だ。AV女優は約年間2000人もの女性がデビューしていると言われているが若い単体女優から熟女女優までとなると実際はもっといるかもしれない
私が「AV女優」ではなく「名もなきAV経験者」と名乗るか、それは所詮(という言葉がふさわしい)この何千人もの女性の中の一人でしかない出演者となるからだ
それでもメーカー3作品ほど出演した頃にはプロ意識が芽生えていた。仕事への意欲が湧いていて、もっと作品に出演したいと事務所にかけ合った
私がAVの仕事を選んだのは、貧困からでもなく、ホストにハマったからでもなく、性産業を一つの職業として選んだからである
ある単体女優さんは「自分は表現者です」と語っていたそうだが、まさに自分もそうだったと思っている
覚悟の上の職業選択だったので、結婚していた私は、旦那に言って説得した
人妻企画女優
2ガラミで12万円
事務所に所属するメリットはマネジメントの面では心強いし、安心だ
第三者として契約できちんと間に入ってくれているので、現場での拘束時間や撮影内容も承知の上で安心して臨める
しっかりとした事務所であれば、メーカーとも太いパイプがあるので仕事につながる確率は高くなる
事務所が大きいから仕事がきて稼げるとは限らない
胸が大きくて顔が可愛い女性が必ずしも売れて、業界に長くいられるとは限らない、と言われたことがある。
事務所に所属していた頃は6〜7作品くらい出演した
AV出演料はすべて、ひとりで生活するため、自立のための資金に充てた
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