朝、顔を洗うときに流れていく水を見ながらあの人を想って泣きたくなりました。
すみません、昔好きだったドラマのセリフの抜粋です。(厳密な再現ではないです。でも確かこんなセリフでした。)
このドラマの中であった表現で、今でも「本当にその通りだな」と思うことがあって。
「失恋は何度しても悲しくて、『慣れる』ということがない」
私はもう良い歳ですが、本当にその通りだよな、と、失恋するたびにこのセリフを思い出しては泣いています。
私は恋愛における成功経験よりも、失敗経験の方が圧倒的に多いと感じています。誰もが、そんなものなんでしょうか。
先日、美容師さんに恋愛相談をしていた時。(私の担当してくれている美容師さんは、実に熱心に恋愛相談を聞いてくれます)
「きっと来てくれないと思った、とか、帰るんだろうなと思った、とか、直前で断られるんだろうなと思った、とか。ジャイ子さんは、言葉の節々にすごくネガティブな発言が多いですね。きっと、過去にそういうことされたんだろうなって思いましたよ。普通、約束して一度行くって言ったら、絶対行くんですよ。来てくれるものなんですよ。普通は」と言われて。
あー、たしかに、自分が傷付かないように、最悪な時のこと想定しておく癖はあるなぁって思いました。
だって楽しみにしてたのに、来てくれなかった、なんてことになったらつらくて立ち直れない。ウキウキして、その日のために色々頑張れた自分の心の、行き場がなくなる感じがすごい嫌いなんです。辛い。
だから予め、「来ない場合」を想定しておくことで、自分の心を守るのです。
浮かれすぎなのかもしれないですね…期待しすぎる、、、
だからいつも、期待しすぎるな、浮かれるな自分…!!という戒めのためにも断られた場合のことを考えておく。
誰かのことを好きになった瞬間から、振られた時のことを想定しておく。
それってすごく悲しいけど、そうせずにはいられないのです。
ホント、失恋て人生で何度も経験しているのに、どうして慣れないんでしょう。いつも哀しくて辛くて寂しくて、普段の生活を送ることさえ苦しくなる。
だけど、哀しくて辛い思いをするという学びはあるので、予めそうなることを予想しておいて、失った場合はこうしよう、と、心の準備をしておく、ということが出来るようになりした。
かなしい準備ですね。。。
そんなの、出来るようにならなくて良かったよ。
好きな人ほど、信用出来ない。
もうそんなの、やめたいのにな。
すきなんだから、信じたいのにな。
もう、こわい
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