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住宅省エネ2024キャンペーン(リフォーム補助金)のおしごと②

こんばんは、amisanです。
今日は前回の住宅省エネ2024キャンペーン(リフォーム補助金)のおしごと①のつづきを書いていきます。

記憶違いでなければ一昨年は補助事業、1つだけでした。
2022年『こどもみらい補助金』(国土交通省)
2023年『こどもエコすまい補助金』になり。
①こどもエコすまい(国土交通省)②窓リノベ(環境省)
③給湯省エネ(経産省)と3事業に増え。

今年は『おしごと①』で書いたように、4事業に増えました。
申請の方法も3年前から(だったはず…)電子申請となり、スキャンして登録。
社内ではいまだデジカメの画像を印刷しているおじいちゃんもいるので
いろいろ使いこなせない人にとってはただただ苦労する制度だな。と思います。

・補助金申請の整理整頓について

スマホを使いこなせないいまだガラケーのおじいちゃんの仕事はお手伝いする事として。
補助金申請の書類や写真・契約の方法に至るまで。
とにかく頭を使うし疲れる作業。

工事前の写真と工事後の写真は同じアングルじゃないといけないとか。
スリガラスの窓は外の景色が見えないと不可とか。
窓の写真撮るのに逆光で暗いんだよねと言われたり。(室内から撮る時は電気つけましょう)

補助金の申請、というより、誰かに何かを見てもらう時、どんな申請でも。
どんな人が見ても絶対にわかるものを準備すること。が、不備指摘を受けないコツだと思います。

工事前の写真、については工事後の状態を想定して撮影しないといけない。
補助金のためにわざわざ写真を撮る必要があるのです。手間ですが、手間な仕事を丁寧にすると後が楽になります。

補助金の内容によって提出する書類が違うのでこれをそろえれば!というのは正直ないですが、共通して下記を『写真はPC内で管理』『書類関係はクリアファイル』などで物件ごとまとめておくのがいいです。
書類関係は完全にそろった後に一発でカラースキャンをとり、あとからCubePDFPageというソフトを使って分割・結合をするととても便利でおすすめです。

①契約前に補助金どれだけもらえる予定か、型番検索をしておく。先に確認するのは、写真とらないといけない場所を確認するためでもあります。
※打ち合わせ途中で商材が変更になったら都度型番検索。もらえるはずだったのに金額が下がってる!なんて事もよく起こります。

②工事直前に補助金申請用の『工事前写真』を撮るのではなく、それより事前に撮っておく事。※ピンぼけは不可だし、全体が入ってなかったり撮り忘れがないことを電子申請するPCで確認が必要です。撮り忘れないように、図面かリストで分かるようにすると漏れがないかなと思います。

③『契約書』(注文書だったら請書も)のカラーコピーを印刷しておく。

④『身分証明書』を『規約』をもらうときに準備してもらう。
※運転免許証のコピーがおすすめです!運転証明書でもOKです。保険証などにすると番号をマスキング(塗りつぶし)しないといけないので。

⑤工事が終わったら工事後の写真を工事前と同じアングルで撮影する。

⑥納品書や証明書をそろえる(依頼しないと回収できない証明書もあり)

そろえた書類をスキャンした後はデータを分割して、
【○○様邸】契約書・・・など、データ名を変えています。
こうするとどのお客様の何のデータか分かりやすく、登録して最後見直すときに何が入っているか分かりやすい。
整理整頓、なんでもはじめが肝心だと思っています。あとはもう流れ作業。

今年の子育てエコホームの登録画面は不具合が多く、登録もしにくいと感じます。登録資料が29件を超えるとバグを起こし、取り下げも申請もさせてもらえない悲しい事態。事務局連絡するもはや1か月連絡なし。(5/20現在)
どうも、去年とは違う業者が採択されたようで。
早急な復旧作業を願っています。

・去年おお助かりしたワンストップサービス

去年から出てきたワンストップサービス。3つの補助事業の登録を1つの窓口から申請できるというもの。
しかも、窓なら子育てエコホームか窓リノベかどちらが高い補助額が得られるか自動で判別してくれるのですごくありがたい。予想はしてたけどじつは窓リノベ対象外だったとかもたまにあるので。自動で子育てエコホームで使えますよ!って教えてくれるのは助かりますよね。あきらめなくていい。

そして入口が1つになる事で建築地の住所や発注者の住所や生年月日やそのた共通する事項を1回入力するだけで済む。
なんて画期的システム。と去年は思いました。

が、しかし活用するには条件があって。契約が1本である事。
同じ住宅で玄関ドア、後日エコキュート工事をしたときのように、契約が2本になると使えません。(複数契約申請)ナニコレ~めんどくさい~って嘆いたのは最近のことです。

便利なんですが、予約をするときは注意です。
予約の登録申請の入口は1つですが、工事完成し後にする完了申請は各補助事業のページから申請することになり。進捗状況も各ページで確認が必要です。

こうなると良くも悪くもなんとも・・・的な。
書類がそろいさえすれば、補助事業ごとに完了申請が出せるので、補助金が早く受領できる。しかし管理がどのみち大変ではあります。

このワンストップサービス、今年度はまだシステムができてないようです。
4月中旬って書いてあるのに、5月中旬すぎたのでもう個別に申請しました。
昨年工事したお客様をお待たせすることは無いな。と判断しました。二度手間でしたが。

・使うと事業者はめんどくさいけどお客様にはメリットしかない裏技

裏技というか何というか。
上記でナニコレ~めんどくさい!ってなった申請について。
2023年11月2日以降の工事で、子育てエコホーム補助額5万円未満の工事をしたとしましょう。5万円未満じゃ申請できないので、捨て補助額となります。(上記でいうと玄関ドアの工事)

これが、給湯器の故障で給湯省エネ補助金を活用する。(エコキュートの工事)となったとき。

5万円未満の捨て補助額が使えるものになったりまします。
給湯省エネの申請をした場合、子育てエコホームの必要補助額が5万円から2万円に下がります。なぜか、というと給湯省エネ補助金に該当する給湯器を設置する、ということで必須事項をクリアするという事にしてくれるから。

ここで注意が必要なのが、工事前の写真を保存しておくこと。
納品書や契約書は手元にあったり、再発行がかなったりしますが、工事前の写真だけは工事終わった後に絶対に回収できない!!
工事前の写真、大事ですね。(加工とか悪いことはしちゃだめですよ!)
この補助金も秋~冬までありそうな気がするので、写真だけは撮っておきましょう。

・ビジネスチャンスではないか⁇と思う事。

今年度は給湯省エネが流行ってる感じです。
4月に申請した給湯器の補助金が戻って来る頃は夏真っ盛りくらいになるでしょうか。

エアコンを、エコキュート設置してもらった所でお願いすると、また補助金の申請が出来るかも!
給湯省エネ申請したなら必須をクリアするため子育てエコホームは2万円から申請可能です。
エアコンは単体だけでは申請不可。ですが!
給湯省エネの申請No.を活用したら不可が可能になります。

めんどくさい!間違いなく!
でもビジネスチャンス。お客様もメリットあり。ただ、これは別の業者にNo.教えたら出来るのかもしれません。ただめんどくさいのでやってくれるかは、謎です。

記事を増やす事に文章が長くなってて…
今回も長々お付き合いいただきありがとうございます。

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