ぐらしあすの「メキシコは奇想天外」

ぐらしあすがメキシコに行った頃は、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンは累積債務に陥っていた。
アメリカからメキシコに入った途端、背もぐらしあすと同じくらいで、にこにこした陽気なメキシコ人に安堵した。

カンクンの空港に降り立った時、まず税関が面白かった。乗客は一列に並んで税関の検査を待つ。そこには緑と赤の信号機のようなものがあり、一人ひとり通っていくが、たいてい緑のランプがついて、荷物の検査なんてない。
何人かのうちの一人が通るときに、たまたま赤いランプがついたら検査される。これもお国柄か。

空港を出たらむっとした熱気に包まれた。
そのままタクシーで港まで行き、イスラムヘーレスという島に渡った。
人は住んでいるが小さな島。

海につかればエメラルドグリーン。
テキトーに宿にチェックインした。
1泊500円程度。
シャワーを浴びようとしたら水が出ない。
ここの物価ってどうなってんの?
商店でカメラのフィルム(昔の丸く巻いたやつ)を買おうとしたら、これも500円。
えっ宿の1泊代と同じ?
これ、物価というよりもフィルム代をぼられたかもしれない。
宿を出て30メートル歩けば目の前はビーチ。

コカ(コーラ)を買おうとしたら、その商店には瓶しかなく、じっと見てみると、瓶の中のコーラの液体の上部ラインが、1本1本微妙に違う。
気にしない。気にしない。

とりあえず覚えておいたスペイン語は「コモエスタ?」(How are you?)
と尋ねると、陽気な顔で「ムイビエン」(I'm fine)と答える。

コロナビール(ビールはセルベッサ)にライムを絞って飲むのは最高だった。
酒屋に入ったら、テキーラが並んでいて、なぜか瓶の中にイモムシが沈んでいた。

しかし、軍隊のある国なので、夜で歩くと、街の中で銃を持った兵士がいた。

ということで、宿に帰り早めに就寝した。

文化の違いに面白いと感じた。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。