ぐらしあすの「森田療法の神髄について④」

森田療法を受けているメンバーたちに言えることは、常に周りに気を配り、
柔らかい気持ちの持ち主で、素直である。そして優しい。

入院中のあるエピソードの一つだが、夜、勉強会をしている最中、ぐらしあすは結婚指輪をしていない(どこかで紛失した)ことに気が付き、とても不安になり集中できなくなった。
勉強会が終わり、その旨をみんなに伝えた。
翌日、何名かのメンバーが自分事のように一生懸命探してくれた。
しかし、見つからない。

ぐらしあすは指輪を紛失した一日の内容を振り返ってみた。
その日のプログラムに運動の時間があって、ぐらしあすはグローウ“をつけてキャッチボールをしたことを思い出した。
その話を他のメンバーに話すと、何名かが一緒に急いで体育館のような部屋に行き探してくれた。

もしやと思い、グローウ“を探し、薬指を入れるところに指を入れてみると、なんとそこに指輪があった。
その時もまた、一緒に探してくれたメンバーが自分事のように喜んでくれた。

入院森田療法は、自分の症状を治したいと強く願うという同じ目的を持ったメンバーたちの合宿のようで、仲間意識がとても強い。

次はまた、別のエピソードについて書いてみたい。

続く。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。