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ドイツ帰化と日本国籍喪失届けの提出に関する通知について

ドイツ在住AMF会員

私は様々な事情を考慮した上でドイツへの帰化を決意、2021年4月にドイツ国籍を取得しました。申請時には半年から9ヶ月で取得できるときかされましたが、Brexit の影響もあり2年弱の時間がかかりました。

ドイツと日本は相互通報協定のようなものがあり、どちらかの国に帰化をすれば他方に通知されるときいていました。日本の国籍法上は出生等によらず、自らの意思で外国籍を取得した場合には日本国籍は失いますし、ドイツもこのような場合には重国籍を認めていません。

帰化申請時には、ドイツに帰化した際には日本国籍を放棄する旨の書類に署名をしました。

市役所での帰化証明書の受領の際、日本のパスポートとドイツの滞在ビザを提出し、これらと引き換えに証明書を受け取りました。その日は仮の身分証明書が発行されました。ドイツの身分証明書があればEU内の移動はすることができます。同日、身分証明書とドイツパスポートを申請、約1ヶ月後に取得しました。この間はEU外に出ることはできないことになります。

その後半年ほどしてから在ドイツ日本国大使館領事部よりA4サイズの紙1枚の通知が届きました。

文面は以下の通りです。

(大使館のレターが丸ゴシックフォントというのは意外でした。)

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XXX XXX 様

今般、ドイツの帰化担当部署より貴殿がドイツに帰化されたとの通達が当館にありました。

日本側へ国籍喪失届を必ず提出頂く必要がございます。

国籍喪失届に必要な書類に関しては、最寄りの在外公館に電話またはメール等でお問い合わせ下さい。(下記参照)

在外公館所在地

ー略ー


在ドイツ日本国大使館領事部

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