ニル・アドミラリの天秤 クロユリ炎陽譚 鷺澤累ルート感想

【ネタバレありです】
翡翠→昌吾→紫鶴→滉→隼人→累の順で進めています








初っぱなからフクロウみんなお揃いだー!和気あいあいとしててほっこりする。

薔子さん主催の男子禁制ティーパーティに参加するツグミと小瑠璃ちゃん。
累ルートだと薔子さんとなかよしなんだ。てか累と結婚したら薔子さんが義母になるんか。すごいな。

笹乞の新作を探してる昌吾と本屋でかち合う。
ツグミが昌吾に対して敬語なの、地味にさみしい。 昌吾ルートではあんなにお似合いの二人なのに。
「お前も笹乞の新作読めよ!」ってさらっと布教していくのオタクの鏡でわろたw

公園でぼーっとしてると急に現れる累と仁科。
仁科めっちゃいいキャラやん。顔グラ作ったげて!
てか仁科、呉服屋の女の子のこと好きなの?絶対千鳥ちゃんやん。
というか、大学生があの年齢の子に一目惚れはやばくないか?犯罪のにおいがするよ?

薔子さんと累はたまに一緒に食事してるらしい。ナハティガルの密室で。
なるほどね。そりゃ他の客に関係性疑われるわ。
二人は一年経ってもどう接したらいいか迷ってるみたい。累は敬語だし、話も盛り上がってないようだ。


夏祭りにて。
累の浴衣、これまでの中で一番グッときたかも。爽やかおしゃれボーイでめちゃめちゃ似合ってる。
ツグミの浴衣姿に喜ぶ累、年相応な感じでかわいいな。
ツグミにはもっと「好き」とか「離れたくない」とか言ってほしいらしい。
めちゃめちゃ甘えてくるの要求してくるな!?
累ってこんな感じだったっけ?
一年経って独占欲に磨きがかかってない?

お祭りでヒタキ襲来。
ヒタキあんまり累に噛みついてこなかったな。意外。
帝都大のエリートで外科医志望の肩書き持ってるから戦えないと踏んだのかな。
今しかない青春を謳歌した方がいい、と言うハンスさん。別離の辛さを知ってるからね。含蓄がある。

お祭りでわたあめを二人で食べる。
累はツグミの色々な初めてを奪いたいらしい。
はじめてにこだわる累、ちょっとキモい…笑

累は前作で「もうアパートに返さないよ。 ずっとここにいて」って言ってた印象が強くてちょっと怖いんだよな…
ヤンデレって言うんですかね、近づきすぎると足首ガシッとつかまれて逃げ出せなくなるかんじする。
なんだろ、隼人は甘え方とか強引な手口とかも自然なんだけど、累はどことなく作為的な感じがあって、身構えてしまう私がいる。

部屋での浴衣エッチスチルえろおおお!
背中がフェチってすごい変態みありません?人に見せるとこじゃないし自分も見られない。
背中をとられたら抗う術もない。だから触りたくなるのかな?
束縛強めの累っぽい。
あと寝バッグ好きそうだなって思いました。

「今夜は帰らないで欲しい」という累。
ちょっと拗ねたかすれ声えっろおお。
やっぱり住居違うからなかなか会えないし、一人で朝迎えるの寂しいんだろうな。
いつになく帰るのを拒む累に違和感を覚えるツグミだったが側にいることに。
翌朝の一緒にご飯食べるシーンも事後特有の 色気があってなんかえろかった。

ていうか!浴衣で朝帰りとかえっちすぎませんか!!??
アパートの誰かに見られたら死ねません??
と思ってたらこっそり帰ってきたところ紫鶴さんに見られたああああ!!
うん…紫鶴さんでよかったよね。隼人だったらもう…

鵺野さんの店付近でカグヅチの目撃情報が寄せられ、本を奪われる被害も出はじめる。

お!ついに鵺野さんがらみの事件か?
鵺野の「鵺」ってすごい不吉な感じするよね。 お前が単なる顔グラつき書店主Aでないことは察しがついている。 一体どんなバッググラウンド持ってるんだい? わくわく。

錐合蓮が現れ、
「このままでは僕は狂い死んでしまう。四木沼喬を殺してくれ」と言う。
錐合蓮は稀モノの書き手で四木沼に執着され参っているらしい。
紆余曲折を経てアパートに居候することに。

ねえねえ、私もはや累くんより錐合蓮の方が好きかもしれん。
凛とした女性の男性役ってなんでこんな魅力的なんだろ。
声もセリフもめっちゃかっこいい。
蓮がツグミに抱きつくのを見てたじろぐフクロウの男たちかわいいな。
「その人を紹介してくれるかな?」って言う隼人の声色w
めちゃくちゃ不信感出てますよ?

四木沼喬が身代わり使って帝都をふらついてる事実を知った滉。
「フン―――ッ↓↓」ってめっちゃ怒っとるww
「俺にあの男を再逮捕させてください」っていやいや仕事に私情を挟むなw
しかしあのクールな見た目で血気盛んなのいいわ…推せる…

現状の説明&累の疑いが晴れたことを伝えるため累の部屋を訪れるツグミ。
彼氏に会いに行くのがこんな理由なんて真面目すぎか。仕事熱心が過ぎる。

突然ツグミを求めだす累。
「ここに一緒に住まない?」だって。
一秒でも長くツグミの側にいたいらしい。
翌日「君を困らせるようなこと言ってごめん」って言ってくるあたり、めちゃめちゃガチっぽい。つい本音が漏れ出ちゃったって感じで。

なんで累がこんなにツグミと一緒にいたがってるのかちょっと考えてみた。
累は両親を亡くした上に亡くなった両親と血の繋がりがないことも知っている。一人でいると自分の存在の寄る辺なさに不安になるんじゃないかな。

累は本来、恋に溺れるタイプじゃないと思うんだけど、会えない時間が累に孤独を思い出させて、その結果思慕の気持ちが高まっているのかも。

しかもツグミは危険を伴う仕事をしている。
大事な人を失う辛さを知ってるから見えるところにいてもらいたい。そんな思いもあり束縛強めになってるのかもしれない。

 累の真似して医学書を読んでることを猿子さんに暴露され動揺するツグミ。
恋人がどんな世界にいるのか気になって勉強し始めるの、付き合ってる男の趣向に染まる彼女感あるな。初々しくてかわいい。

錐合蓮がツグミの部屋を訪れる。
顎クイ色気ありすぎじゃありません!!??
ひぃ~~!こんなん恋におちるしかないやろ…
「僕と鷺沢とどっちが男らしい?」って聞かれて普通に蓮さんって答えました(そしてバッドエンドへ)。

公園で累と話すツグミ。
累は「四木沼を殺せば錐合蓮と薔子さんが助かる。それは正義のための殺人では?」など物騒なことを言ってくる。
いやいや、君ほんとに帝都大の主席か?
視野が狭いよ!そしていちいち過激だよ!
錐合蓮はともかく、薔子さんは四木沼の死を望んでないし。
貴様、また危ないことに首を突っ込もうとしているな?

薔子さんに「あなたは夫のことを愛してますか?」と訪ねるツグミ。
直球すぎてびびる。
四木沼喬には感謝しているという薔子さん。
物を贈ってくれたり、子どもができないのに妻として扱ってくれるとこに彼なりの愛情を感じているのかな。

ていうかさ、愛し愛されるだけが夫婦の形じゃないと思うよ。
むしろ結婚して20年経って大好き!って夫婦の方が少ないんじゃない?
普段は普通の夫婦みたいに過ごしてるって言ってたし、薔子さんと四木沼喬はあれがしっくりきてる距離感ってだけなんじゃないかな。まあ歪なのは否定しないけれども。

薔子さんが累と生き別れた時の話、あまりにも辛かった…
お腹にいる間何枚も肌着を縫って、 死ぬような思いで出産して、慈しんで育てようと思ってたのに、産んですぐ別れることになるなんて辛すぎる。 
生き別れたとき、形見として薔子さんの万華鏡を持ち出されてたって話も胸にくる。
累が万華鏡作ってるのもそこに遠因があるのかな…

薔子さんは言う。
「あの子に会うつもりはなかった。私は何も与えてあげられなかったし、あの子の母は私ではないもの」
累のことを大切に思ってて愛してるから出てくる言葉だよね。
さみしい。あまりにもさみしすぎる。

薔子さんは累と向き合うのが怖いらしい。
自分の存在は累にとって迷惑なんじゃないかって。
薔子さん何一つ悪くないのにほんと不憫すぎる。

累にとって最も憎むべき男が実の父と薔子さんの夫ってほんと何の運命の因果?辛いんだが?

累が四木沼喬を手にかけようとしてるのを知り激しく動揺する薔子さん。
「自分から喬に話すから、累と錐合蓮にバカな真似はやめるよう伝えて欲しい」とツグミに託す。

薔子さんからの伝言を伝えるべく、累と錐合蓮を探すツグミ。
錐合蓮が雀部に付け狙われて累が助けに入ったところに四木沼喬が現れる。

錐合蓮は四木沼喬を殺すことができなかった。ここ、秋沙さんとの差よね。あの人良心はあるけど目的のためならサクッと殺しそう。

累はなにかを隠している、と勘づくツグミ
「未来のドクター」と言われて顔を曇らせたり、愛してるといいながらもどこか寂しそうだったり、本質に触れようとすると話をはぐらかしたり…

何を隠してるか話してくれるまで帰さない、と累を図書館に閉じ込めるツグミ。
累は「こんなかわいい悪戯を仕掛けてくれるなんて嬉しい!」と大喜びする。まあ、累ならそうなるよね…笑

停電した図書館でキス!
映画のワンシーンみたいでめっちゃいい!!
「愛しているからこそ知られたくない姿がある。好きになればなるほど醜さを増す、君へ思いが僕の秘密だ 」と言う累。
わかるようなわからないような…
ツグミに対する執着心の強さを言ってるのかな?

「ツグミと秘密を作りたい」と言い図書館で行為に持ちこむ累。
うわああああ図書館でえっちえろい!!
ニルアドの男たち、めちゃめちゃ公共の場でやろうとしてきますよね!ほんとに性癖が歪むからやめてほしい。
「図書館でこんなことするなんて僕たち共犯者だね。このことは二人だけの秘密だよ」だって。
累のかすれた声たまんねえな…
累ルートセックスシーン多くない?何このご褒美。
「君の勉強の捗り具合がよかったら解放してあげる」
「もし間違った答えを言ったら僕が丁寧に教え直すから安心して」
なにその言葉選び。夜の保健体育の授業ですか?私にも教えて??

事が終わった後怒って帰るツグミ。
累の本心を聞き出すための画策が無為に終わったから。
そんなに心配なら僕をずっと一緒にいて見張れという累。
爽やかな笑顔で言うセリフじゃねぇ~
愛が重いよ…隙あらば取り込もうとしてくるのこわいよ…

翌日公園で話をする累とツグミ。
「蓮の花を見に来てた」っていうツグミに対し、
「そんな!僕を待ってたって行ってくれないの?」って拗ねる累かわいいいい!
つれないツグミにキスをして「今はこれで勘弁してあげる」と言う累。
公衆の面前だろうが思い立ったらすぐ愛を振り撒くところ、ほんと累ってかんじ。 好きすぎて抑えがきかないし抑えようとも思ってないこのかんじ好きだー。

またもや四木沼殺しに失敗する錐合蓮。
ついにどんな絶望を抱えているか話してくれることに。
錐合蓮=澄蓮さんだった!!
声優さん同じだから最初はもしや?って思ってたけど、昌吾ルートの澄蓮さんの振る舞いと違いすぎて同一人物じゃないと思ってた。まんまと騙された。

錐合蓮は性同一性障害だったか…
昌吾と結婚しなければ、精神病院にぶちこまれる、と。
なるほど、こういう事情なら昌吾ルートで妙に結婚に必死だった理由も頷けるな。
絶対に貞操は守る、と言ったことも。
身体を焼いたエピソード、重いな…
大正時代だし、自分も周りも受け入れがたかったんだろう。
100年後、令和の時代に生まれていればありのままの自分でいられただろうにね。

てか、よくよく話聞いてたら四木沼喬、そんな悪いことしてないような?
いや、婦女暴行未遂ではあるのか。

薬を使って本を書いてたのは錐合蓮自身が選んだこと。
四木沼を恨むのが筋違いだってこともわかってる。
狂い死ぬと思うほど苦しいのに、その間だけは全てを忘れていられるからやめらない。
地獄みたいな悪循環だ。
錐合蓮は鷺沢やツグミに憧れていたらしい。自分のために生きてみたい、と。
本人は絶望してるのに、はたからみたら誰もが羨む絢爛豪華な華族令嬢なんだよな。
なんて生き辛い世界に生きてるんだ…

ツグミの部屋が苦手だといい足早に去る累。意味深。
累は立派な医者になってゆくゆくはツグミを迎えに行くって言ってるけど、ツグミは自立してるんだよなー。
アパートにいると自分の入る余地がない、必要とされてないと感じさせられるから嫌なのかな。

翌日、四木沼夫妻と錐合蓮、累、ツグミで話し合いの場を設ける。

ここから分岐。

badすごかった…
薔子さんの体調不良に柄にもなくうろたえる四木沼喬。そして色々と不運すぎる薔子さん。

晴れ渡った晴天のカットインからのあのスチルですよ。
一瞬goodエンドか?と思ったけど「私のお腹にはあの人の…」で察したよね。
あまりのことにぞぞぞぞってしたわ…

累の優しさが怖い。
ツグミも戸惑いを隠せない様子。
「四木沼喬に組み敷かれる君は金輪際見たくない」って言ってたのに今どんな気持ちでいるの?
あの束縛の鬼の累が、本気で他の男との赤ちゃん産まれるの楽しみにしてるの?
大丈夫?精神崩壊してないか?

もしかして、赤ちゃんを産むためとはいえ、身籠ってる間はずっと一緒にいられることを喜んでる?
だとしたらあまりにもサイコパスみがあってこわすぎるな…?

四木沼喬は薔子さんのために赤ん坊を欲しているようだった(前作の手記にて判明)。ツグミも薔子さんのために身体を差し出したようだけど、ほんとにそれで薔子さんが幸せになるとでも?
百舌山との過去で苦しんだ薔子さんがツグミが身ごもった経緯を知ったら今度こそ精神が崩壊するのでは?

というか、世間的に四木沼喬は投獄中ってことになってるのに四木沼姓の子供が産まれたら薔子さんの貞操が疑われない?
どこの男との子供だよ?ってなるんじゃ?
冒頭、ナハティガルの客が薔子さんと累の関係性疑ってたけど、四木沼喬とツグミの子供が薔子さん&累の子供だと勘違いされたりするのかな。ややこしいな…

あとカッコウのくだりが意味深すぎて…!
自分の子供を他の親に育てさせるって話。
累の生い立ち&ツグミの子どもとリンクしてる。
累のお母さんと累が二代続けて四木沼家の出産のお手伝いするってのもなんかね…

よくよく考えてみたんだけど、親子の別離で苦しんだ累が、すんなり四木沼に子どもを手渡すわけないよな…
四木沼の血が入ってるとはいえツグミの子どもだし。
薔子さんの苦しみを知ってる累がツグミに同じことさせるわけないよね。
そうなると、四木沼喬を手にかけようとするのかな。それとも八代家あたりを頼って海外渡航?
色々考えちゃう。

エピソード的には胸糞悪いんだけど、それにとどまらない想像力を掻き立てられるエンドだった。

goodエンド
薔子さんの口からお腹に赤子がいることを告げられ全員動揺する。
名のある家に産まれたばかりに自分の人生を歩めなかった薔子さん。
生まれる子も四木沼の重い名を背負って生きることになる。その呪縛をできるだけ軽いものにしたい、自由に羽ばたかせてあげたい、と四木沼喬に訴える。

四木沼喬が狼狽えてるの、すごい人間みあるな。
片目が見えない四木沼喬に対して比翼の鳥の話するの卑怯だよー。似た者同士寄り添って生きていこうって。こんなのよすきるじゃん…

薔子さんの想いに絆され、四木沼喬もついに折れる。
四木沼喬すごい優しい声だったな…
希望とは縁遠い二人が手を取り合う姿に不覚にも感動したよね。
四木沼喬を動かすのはやはり薔子さんなんだなー。

帰宅後、僕は完全に道化者だ!と苛立ちをあらわにする累。
うん。 意気込み虚しく今回は出る幕なかったね…笑

「いい加減薔子さんに対して素直になって!」と怒るツグミ。
ツグミが言ってることはもっともなんだけど、 ここは累の肩を持ちたくなるな。
 「四木沼喬から薔子さんを解放する!」って意気込んでたのに薔子さんは四木沼喬と生きていくことを望んでいたんだから。
空回りもいいとこよね。ドンマイ。
ツグミは華族令嬢サイドで薔子さん側に肩入れするから累と温度差出てくるのもまあ仕方がない。

ここで累が秘密をあかす。
育ての親にも産みの親にもなにもしてあげられないのが辛い。
薔子さんを四木沼から救うこと、正義の味方としてツグミの前でいいかっこしたかったのが学帽姿でうろついてた理由らしい。
フクロウに居場所をもつツグミが羨ましくて寂しくて、繋ぎ止めたかったんだと。

うん…これは確かに言いづらい。帝都大主席とは思えない子供っぽさ。
ちょっと中二病とヤンデレ入ってる。
頭よくて爽やかなのに影があってちょっと危ういのが累の魅力ではあるんだけどね。

翌日。
楽しそうなふたり! ツグミ、過去イチの笑顔だ~!
この同棲直前みたいな浮かれた空気好き…
はあ~尊い。 

四木沼夫妻は出産のためヨーロッパへ行くことに。
薔子さんのために海外まで手を伸ばして医療施設探す四木沼喬、めちゃめちゃ薔子さんのこと好きやん…
累から薔子さんへの餞別の品はは妊娠中の注意書をまとめたレポート。実用的すぎてわろたw
ロマンチストだけどやっぱり理系男子だね。

加えて、みや子さんの遺品の手帳を薔子さんにプレゼントする累。
返さなくてもいいという累に薔子さんは「次は私から久世さんに手渡す」と。

このへん、めちゃめちゃ尊いが詰まってる。
大事な遺品を薔子さんのために手放す累、みや子さんと累の思いを受け取り子を育む薔子さん。
そしてゆくゆくは薔子さんの手からツグミへと帰ってくる。累との子供のために。
この、思いやりと優しさが何重にもなって巡るかんじ、やばくない?感動するんだが?みや子さんも浮かばれるよ。

薔子さんをいたわる四木沼喬。
優しい声になったな…薔子さんと子供のおかげで浄化されとる。

累に「母さん」と呼ばれ、喜びを爆発させる薔子さん。
いや、もう普通に泣いたわ…
出産してすぐ生き別れてもう二度と会えないと思ってた累が20年経って現れて、でもずっと離れてたからどうコミュニケーションとっていいかわからなくて。
何かしてあげたくて、でも何もしてあげられなくて。
自分の存在が累に迷惑をかけているんじゃないかって悩んで苦しんでたけど「母」と言ってもらえた。
やっと、母親になれた。

薔子さんの喜びように激しく動揺する累。「嬉しすぎて心臓が止まりそう」と言う薔子さんに対して
「こんな日に心肺蘇生法の実技練習をしたくありません。 酸素が不足したら胎児の発育に影響が…」などと言い出す。
いいわけが理系過ぎてわろたw
ツグミと薔子さんに関することに限ってバカになる累、 めちゃめちゃ愛しいな…

協会のシーン!!
うわぁ~~~!!!!!
ちょっと、累の後日談、尊いが大渋滞してて感情が全く追い付かないんですが!!!!!
ヴェールめちゃめちゃ綺麗…演出があまりにも粋すぎる…

「ぼくの妻になってください。これからもずっと君を愛する権利をください。肉体が朽ち果て魂だけになっても君の側にいさせて。きっと僕の魂は永遠に君に恋焦がれ続けるから」
だって!!!!

まじで!!理系なのに!!詩人すぎる!
さっきまで「心肺蘇生法の実技練習をしたくありません」とかわけのわからない言葉選びしてたくせに!
肝心なとこで!!ちゃんと決めてくる!!
知ってたよ!!お前がそういうヤツだって!!!
でも!!興奮が抑えられない!!!

いや~!累くんちょっと怖いし、錐合蓮と薔子さんが素敵すぎて食われぎみに感じてたんですが、最後の最後にやってくれましたね…
エモかった…

てか鵺野さんのエピソードなかったな。
隠しルートであかされるのか…前作の隠さんを思い出しますね?

はぁ~あとちょいでクロユリ炎陽譚終わるの寂しすぎる。
とりあえず書き下ろしの電子書籍と5周年記念冊子をポチり、ロスに備えようと思います。

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