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オランピアソワレ 朱砂ルート感想

【ネタバレありです】











朱砂はバチバチに攻略制限ついてるし、パッケージでは中央にいるしで特別感があって、すごいわくわくしてたんですけど、期待どおりでした!!
彼は恋愛の押しのバランスがすごい絶妙でしたね…
スペックつよつよでぐいぐい距離詰めてくるんだけど、変に手慣れてる感じもなかったし嫌な感じもしなかった。

朱砂が完璧イケメンなのに加えて、このルートの白夜のかわいさは異常。
白夜は「朱砂だけは絶対に夫にしない!」って思ってたのにスパダリ朱砂が白夜の喜ぶことばかりしてくるもんだから、恋のときめきが止まらなくて、それが周りにモロバレなのがほんと愛しくてたまらなかったですね!!

カメリアに「朱砂様がおすすめです!」と言われ、朱砂のことを意識し照れまくる白夜ちょろかわいい。
意識しすぎて朱砂に即効バレてて笑った。

めちゃめちゃ距離詰めてくるやん!白夜が照れまくってる様子を見て「これはいける」とふんだのかな。

こいつ…白夜の行動心理を完璧に理解している…!こう言われたらいじっぱりの白夜は乗らざるを得ないよね~。

「デートしよう」と誘う朱砂を頑なに拒否するも、サブレで懐柔されるの、ちょろくて可愛いがすぎる。
めちゃめちゃツンケンした態度とってたのに「ありがとうございます。とても美味しいわ」って言える白夜はやはりいい子。

しっかし、色気のないデートの誘い方だったな…
「慈眼様を安心させるために冷静に私と婚姻を検討しませんか?」からの「私のことをもっと知っていただきたいのでデートしましょう」だもんな。
理詰めで説明した方が納得感得やすいは確かだし、誠実であろうとする朱砂の心根は立派だけど、あまりにもデート誘う雰囲気じゃなさすぎて笑っちゃった。

デート先はまさかの天女島。
白夜は昂る感情を抑えきれず、突然走り去り着の身着のまま生き水の泉に飛び込む。犬か。
さすがの朱砂もドン引きしていた。
久々に島に来られた喜びと白は自分しかいない現実に直面し、泣き出す白夜。
そんな白夜を朱砂は優しく慰める。

展開が…展開が早いよ!!
軽率に死ぬから心の準備をさせてくれ!!
こんな早い段階で天女島にきたり、恋愛シーンの距離の詰め方といいさぁ…
まだ序盤なのにおいしいシーン多すぎてセーブデータが渋滞してるんですが?
序盤からこんなだったらこれから一体どうなっちゃうの??


デートの帰り際、もっと一緒にいたくて意味なく朱砂を引き留めたり、「人を呼んだときのために(朱砂が次来たときのために)」お揃いのカップを買う白夜があまりにもかわいすぎて悶えた…

特に用もなく所長室を訪れ妙にもじもじしてる白夜を見て、勘づく朱砂。「もしかして…俺に会いに来てくれたんですか?」と尋ねる朱砂に「あなたなんて全然好きじゃないし!絶対に夫になんてしないんだから!!」とツンデレのお手本みたいな態度で否定する白夜。かわいいがすぎる。

朱砂のこと「1年以内に交配相手を探せ」発言で根に持ってて刺々しい態度とってるんだよな。
あの発言は人間扱いされてない感すごかったし、好意をすんなり受け入れたくない気持ちはよくわかる。

しかし朱砂の方が上手だった。
さらっとランチに誘った上にさりげなくプロポーズまで決めてくる。

やり手すぎてビビる。
朱砂がこんなにぐいぐいくるキャラだとは…!いつも堂々として自信ありげに見えるのは赤で育ったからってのも大きそう。

朱砂の意外すぎる素性が発覚。
朱砂、慈眼様の息子なんかい!!
しかも 天女島で産まれた唯一の男、だと?

いろいろな前提をひっくり返してくるな?

柑南のセクハラがすごい。
セクハラだけでも通報ものなのに「朱砂を婿にするのはやめた方がいい。お前のせいで世界が終わってもいいんか?」などいらんこと口出ししてくる。
白夜は手紙を届けに来ただけなのに。
お客が選べない仕事って大変だなぁ…(遠い目)

白夜と朱砂が思いあってることに気づき喜ぶ玄葉と縁。

私も朱砂が嫉妬に狂うところがみたいです!!!


月黄泉こええええ!
朱砂との婚姻を全力で否定してくる。
「朱砂はお前を不幸にする。朱砂には二度と近づくな」の一点張りで全然会話にならない。
本気だしてきやがった…何しでかすかわからない得体のしれなさがこええ。
月黄泉が恋の障壁になるの意外すぎる…

隠れ家で誕生日パーティー!
そういや誕生日祝ってくれたの朱砂だけよね。ほんと気が利くよね~。
ただでさえハイスペックなのに料理まで完璧とか一体どうなってるの??
白夜も「私が喜ぶことばかりして、どういうつもりなの?」と尋ねる。

そしたら!!

「俺を好きになってもらうための罠です」ですって!!!!!

やべえええええ!!!!


こんな気障なこと真面目な顔して真摯に言ってくるんですよ…
好きになるしかないだろうが…!!

更に

「俺への愛情を認めてほしい。
俺が寂しいから」

だって!!
こんなん全員好きになるよね??

理詰めで真摯に言い寄られるかんじ、すげー新鮮だ。いい…

ここまできてなおクールな朱砂。

お前が嫉妬心で取り乱すところめちゃめちゃ見てぇよ…
薙草あたりとの絡みに期待!!!


と思ってたのに、そんなシーン最後までなくて割りと絶望した

舟でデートロマンチックすぎた…
このシーンに限らず、オラソワは舞台背景が綺麗すぎてほんとにうっとりする。

黄泉にて。
「白夜はアマテラスの依り代となるため育てられた」とか「朱砂はスサノオにクリソツだし白夜を殺すに違いない」とか知られざる事実を色々と明かされる。情報量が多いよ~!

こんなつよつよの面々に睨まれても動じない朱砂かっこよ。
道摩が「白夜は人形じゃない。自分の意思を持つ少女だ」って言い切ったとこ、めちゃめちゃグッときた。なんやかんや外で頑張る白夜のこと、認めてたんだろうな。
月黄泉は「お前の味方は僕だけだよ」などと完全に見当違いことを言っていて怖かった。
これまでは胡散臭さはあれども頼れる保護者だったのに!ここにきて信用できないキャラになるの、すごいぞわぞわした。

逃げる白夜を引き留める朱砂。
一瞬敬語が消えたのマジで萌え!!!
朱砂なりに必死だったってことなのかな。


柑南に瓦版で「太陽の異変はオランピアのせいだ!」と囃し立てられ、島中の人から白い目で見られるはめに。

エビス楼へ怒鳴り込みに行ったら「私に口づけしてくれたら道摩に関する耳寄り情報教えますよ」なんて嘯いてくる。
この柑南はどのルートより生き生きしているな。
白夜もデマ撒き散らすやつの言うことに耳をかそうとするな。

月黄泉は闇落ちしてるし道摩は白亜を殺した疑惑がある。そして朱砂は白の女を殺す運命をもっているらしい。何を信じたらいいのかわからなくなった白夜は侍女の千茅に不安な気持ちを打ち明ける。

千茅さん、癒しや…この人は豹変したり裏切ることはないやろ…と思いきや、 まさかのキーパーソンだった!
この人も 天女島出身だった!! 
めちゃめちゃ身近に白の女がいた!!!

白夜はたった一人しかいない最後の白だから頑張ってたのに!もっと早く打ち明けて力になってやってよ!ってキレそうになりました。

先日の白夜虐めがうまくいったことに味をしめた柑南が再度暴走する。

タイトルが完全に下級ゴシップ記事のそれで笑ったわ。 
そんな瓦版、みんなも信じるなよ…
橙の長とはいえ、なぜこいつが瓦版の総元締めを許されてるのかわからねえ。
この島で一番その力を持っちゃならねぇのはお前だ、柑南…!

瓦版の内容にキレる辰葱。だよな。

太陽が完全に消え、いそいそと舞台へ向かう白夜。
プレッシャーで押し潰そうになりながら全身全霊で舞うが、太陽は戻らなかった。
このあたりの描写、緊迫感と焦燥感がすごい伝わってきて吐きそうだった。かわいそうだった…

島民にリンチされそうになるも朱砂が救う。めちゃめちゃ私情が入ってる上に完全に職権乱用で笑った。あと君、文官じゃなかったっけ?

「家は遠すぎる」という白夜の謎の言い分でそのまま隠れ家へ。
白夜は「私がアマテラスになれば世界を救える。そうなれば私は消える。私はあなたの半身じゃなかった」と寂しそうに告げる。対して朱砂は「そんなことはさせない。お前の半身は俺だ」と白夜を押し倒す。

ここで敬語崩して熱烈に白夜を求めてくるの、まじで最高だった…

朱砂のベッドシーン、なんかセックスの気配濃かったよね…?すげえフンフンチュッチュッいっててちょっと笑っちゃった。

このシーンさ、自分本意に振る舞ってるように見えるけどそうじゃない。白夜をアマテラスにさせないため、現世に繋ぎ止めるために一番有効な方法だから、急に押し倒したんだろうと思う。
「手を出す時には同意を得てからにします」って言ってた朱砂にしては性急すぎるもん。
白夜への欲望も確かにあったんだろうけど、状況を冷静に見て行動できる朱砂はやはり有能だなと思った。

事後、敬語に戻るの爆萌えでしたね…
おどおどと白夜の体調うかがうの、らしくなくてめちゃめちゃよかった。

道摩と話した後はタメ語になってて更に萌え。
事後敬語だったのは緊張してたってこと?距離感を計りかねてたのかな?かわいい!

白夜パパは道摩だった。
「どう育てればいいのかわからなかった」
「お前の母親と天女島の女が死んだのは私のせいだ。私を憎め」

と言われましても…

政はできるのに、大事な大事な白亜との子供をなぜもっと大事にできなかった??
白夜はお前が最も守るべき存在なんじゃなかったのか??

婿探しを頑張ろうとしてる白夜に「果たしてお前を愛する男などいるかな?」とかよく言ったな??
ツンデレところの騒ぎではない。

女だっていきなり母親になれるわけじゃねーよ!

お前は島の未来を憂う前に、白夜を心配しろ!!!

わからなければ千茅とかに聞け!!


ってブチギレました。

あと、玄葉パパが思った以上にろくでなしで普通にショックだった。
玄葉は色の力を借りずとも自分の人生を切り開ける強い人だし、黄として育てられなくて正解だったのかもね。

白夜を殺すエンドすごかった…
白夜を殺す運命から抜けだせなかった朱砂がかわいそうすぎて…
叫びが痛々しくて辛かったわ…

白夜も哀しみを抱きながら死んでいくのがまたね…
このへんの文章めちゃめちゃ好きなんですよ。

「何かが私を黒く染めてゆく。」
「寒くて冷たくて昏くて恐ろしくてーー哀しいもの」
(中略)
「私はーーー」
「私はーーー」

めちゃめちゃ辛くない??
「私はーーー」のとこ、何が入るのか色々解釈できるけど、声にならない叫びみたいなの伝わってきませんか?しんどい…

ハッピーエンドは途中まで同じ流れだけど、白夜を殺さない。
何があろうと白夜だけは守り抜こうと決めてるから、と。

でも、思うんだけど、もしかしたらバッドで白夜を殺しちゃう朱砂の方が優しいのでは?
だって白夜は「これ以上醜い自分を見られたくない。自分が自分でいられるうちに、世界を守るために殺して」って苦しみながら懇願してるんだよ?

ハッピーエンドでは朱砂の愛にあてられてイザナミは消滅、アマテラスパワーで太陽が戻るけど、あの時点ではそんなことわからないわけですよ。
朱砂が「白夜は絶対に殺さん!」って思ってるのは、ある種独りよがりな決意なわけで。
「苦しみながら醜い神になりさがる未来しかないなら、自分の手で終わらせることが白夜を救うことになる」って結論に至り、自分の信条をかなぐり捨てて手を下したバッドエンドの朱砂にはむしろ愛を感じる。
切られた白夜、めちゃめちゃ辛そうで救いになってなさそうだったから、「殺さない」というのが正しい選択ではあるんだろうけどね。

話を戻してハッピーエンドについて。
ヒムカは虹が好きだったアマテラスのために晶で彩った鳥居を作った。アマテラスはその鳥居の晶を使って虹の雨を降らせ、本物の太陽を作った。
このあたり、前ルートのヒムカへの愛を感じてうるっときちゃった。

道摩は白夜の父親であることをやっと認める。
白夜のツンデレは道摩譲りだったのか…
道摩のあれはツンデレとか不器用ってレベル通り越してる気もするが。
それにしても、父親は道摩、夫は朱砂、義父は慈眼ってすごい親戚関係だな…
この布陣で白夜に手出しできるやつはいない。そのまま幸せに暮らせ…って思いました。

こんな感じですかね。
朱砂ルートはとにかく序盤~中盤のやりとりが尊くて何度も見返しましたね。

オラソワ楽しかった~!
情報量多いし序盤から丁寧に伏線はられてるから、2週する予定です。
それではまた!






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