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詩人美容師の日常

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好きなことがたくさんあります。本を読むこと、詩歌、旅、映画、漫画、おいしいお店、おいしい料理…… 日常のよかったことを、詩人美容師が気のむくままに綴ります。
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#美容師

文鳥のおはなし

文鳥をお迎えした話をします。 去年の11月に、文鳥をお迎えしました。生後1か月も経ってい…

ライブペイントの可能性

ライブペイントはその時の感情や外からの刺激に大きく影響される。 水墨画家の高本麻美子さん…

長い夏休みを終えて

こんにちは、雨とランプの大塚です。 長い夏休みでした。美容師をはじめて長い夏休みでした。…

アルバイトの話

 今までに経験したアルバイトは何か、と聞かれたらわりと答えられると思う。メジャーなものと…

エッセイ2 物語に出会う

 物語に出会うとき、自分は自分自身とは違う何者かになれる。水中をいつまでも泳ぐこともでき…

エッセイ1の後日談

エッセイ1はこちら 自粛期間中、家にいることが多く凝った料理を作ることが多くなった。Twit…

トラウマに触れれば

【エッセイ1】  美容室でお客さんと会話をしていると、思い出話になることが多くある。  美容師は他の業種よりも多くの思い出に触れるのだろう、と感じる。身近な出来事について触れることもあれば、遠い昔の出来事に触れることもある。旅行や会社で起きたこと、学生時代のことまで、その人の思い出に触れると嬉しくなったり、恥ずかしくなったり、とせわしない。けれど、思い出話には良い思い出もあれば、悪い思い出もある。その中には美容室で起きてしまったトラウマも含まれており、みんなどこか遠い目で話

美容室エッセイ書いていきます

こんにちは、雨とランプの大塚です。 5月が終わりそうです。今年も速い速度で日常を過ごして…

歌集を出します!その告知と短歌作品

こんにちは、雨とランプです。 告知が出ましたので、こちらでもお知らせいたします。 書肆侃…

衝動的な夜に

「大塚さん、今日、髪切ることってできますか? 今日なら何時でもいいです……」  LINEの着…

music lampに出演した話

「ジャズ」 と聞いてみなさんは何を感じるだろうか。 ジャズが好きな人はライブに行ったり、演…

二種類の冬

札幌の冬の夜には二種類あり、一つは吹雪で景色が悪いとき。もう一つは景色が見えるが厚い雲が…

ジャズの知らせ

こんにちは、雨とランプの大塚です。 だいぶん空いてしまいました。申し訳ありません。 クラ…

ガルフストリームを求めて

緊張気味にBARと書かれた看板のお店に入る。 大学生の時、人生の先輩に連れられて入ったBARはその日三件目のお店で、私は人生で数回しか行ったことのないBARという空間に足を踏み入れた。 今からしてみれば、そこはいくつもあるBARの中で格段店内が明るく、温かみのある空間であった。 人生の先輩に「何か飲んでみなよ」と促されて、メニュー表にあるカタカナの羅列に困っていたところ、マスターが「好きな味はありますか?」と渋くも優しい声で話しかけてくれた。 「あまりお酒を知らないので飲みや