見出し画像

イベント告知「夏ピリカグランプリの行方を占う」

 どうも、あめしきです。
 初めましての方、初めまして。ショートショート、短編を中心に小説を書いているメガネの会社員です。

 今回なんと、ピリカさんが主催する小説賞の企画『夏ピリカグランプリ』の審査員を拝命することになりました。僕以外の8名の審査員には、錚々たる顔ぶれが揃っています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

 そんな中で僕なんかがなぜ、と思われるかも知れませんが、ピリカさんの弱みを握ったわけでも、黄金色のお菓子を差し入れたわけでもありません。きっと魔が差したのでしょう。
 私設企画でありながら、前回の応募数は133作という大規模なイベント。審査員をやらせて頂く以上、精一杯、審査をさせて頂きたいと思います。

 ただ当然、へなちょこ小説書きのあめしきは、審査員など畏れ多いことは初めての経験です。小説賞の審査とはどんな感じなのでしょうか。

ピリカ「この作品良かったですよね!」
marmalade「ホント、私泣いちゃいましたよ」
さわきゆり「そうそう、でもサスペンス的なところもあって」
shino「うんうん、これは受賞決定ね!」

 こんな感じでみんなで話しながら…いや、待てよ。
 審査員メンバーは9人、女性も男性も猫も鶴もいる個性的な面々。こんなにすんなり行くでしょうか。個性のぶつかりあう激しい審査になるのでは。

猫田雲丹「今回はこれが一番良かったでしょ! なんと言ってもアイデアが素晴らしい」
geek「いや待って。こっちに決まってるだろう!? この小説の完成度は誰が見ても一目瞭然じゃないか!」
つる・るるる「この作品の文章力が桁違いじゃないですか。なんで他の候補が挙がるんですか?」
染葉ゆか「みんな、あの作品の感性が伝わらないなんて…物書きとしてどうかと思いますよ!」

 あわわわ…僕はひたすら「そうですよね!」と相槌を打つばかりの会議。飛び交う激論、叩きつけられる書類! あわや殴り合い!(Zoom会議です)

 こんな感じでしょうか…いやいや、そもそも応募作品が素晴らしいものばかりで、甲乙つけづらく全部が受賞レベルだ、なんてことになったらどうするのでしょう。

ピリカ「こっちもあっちも素晴らしい…決められない」
marmalade「ん〜悩ましい」
さわきゆり「どうしよう…こうなったら占いで決めるしかないかな」
染葉ゆか「乗った! じゃあタロットカードで」
marmalade「お茶をどうぞ、茶柱占い!」
猫田雲丹「だったら僕は、骨董品から見つけたこの壺で…」
geek「一応、こんな時のために占いプログラム組んでおきました」
つる・るるる「花占いできますよ、私」
紫乃「鏡よ鏡、応募作の中で一番の作品は…」

ピリカ「で、あめしきさんは?」

 ど、どうぶつ占いで!

 いやはや、こんなことになるなら占い師に弟子入りでもしておくべきでした。審査員たるもの、占いの一つも出来なくては。

 そうだ、試しに水晶玉でも覗いてみましょう。
 あれ、なにか文字が浮かんで来ましたね。

 …今回のピリカグランプリも盛り上がること間違いなし…作品を応募したらきっと良い経験になる…面白い作品がいっぱい集まるから読むだけでも楽しめる…ぜひご参加ください…

 ちなみにこの占いは、結構あたるそうです。


 はい、そんなわけで。
 僕としては、もちろん審査に占いは使いません笑
「お題をいかに捻って消化したか」「短い中でもストーリーに展開があるか」「美しい文章であるか」などを基準に審査していきたいと思います。

 ただ本音を言うと、そんな基準を全て忘れて、一目惚れしてしまうような作品に出会えたら嬉しいです。

 皆さん、ぜひ夏ピリカグランプリにご期待ください!

(了)

#夏ピリカ #ピリカグランプリ  

もし気に入って頂ければサポート(投げ銭)もお願いします。 モチベーションが上がって、更新頻度も上がります。