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POG21-22シーズン指名馬反省会

22-23シーズンの指名馬を決める前に、まずは昨季の指名馬の反省会から。ダービーもオークスも終わっていないが、すでに出走権を獲得した馬がいないのでここで(出走馬がいても、毎年「結果ではなく過程が大事」という理屈でさっさと反省を終えてしまうが)。
昨季のレビュー記事が↓

1位 母クロウキャニオン(牡:父キングカメハメハ)

ダンテスヴュー。新潟のデビュー戦の伸び脚見た時はこりゃ重賞で勝負になると思えたし、実際に東スポ杯で4着、きさらぎ賞で2着と勝負になるところを見せてくれた。そこから皐月賞10着、NHKマイル12着とG1ではサッパリ。ドラ1でしっかり結果を出したかったところだけれど、期間内ポイントとしては一応2960稼いでくれたし、きさらぎ賞の2着もハナ差なので及第点といったところか。

一瞬で他馬を置き去りにする極上の加速性能を感じさせる

というほどキレなかったですね……(重賞では上がり3位が最高)。POG期間の安定株クロウキャニオンを引いておいて、というツッコミもあるので、反省点4割くらい。

2位 母シーヴ(牡:父ディープインパクト)

ショウナンアデイブ。5億という値段の割に……というのは世の常ながら、セレクトの時から走らんわけがないくらいに思っていた馬が新馬・未勝利でのみポイント獲得でオープンでは2戦して掲示板なし、というのはつらいものがある。同じ5億(税込)のリアドと一緒に京都新聞杯の掲示板圏外を走っていたのは、涙ぐましかった。筋肉量があってもキレるとは限らない。

3位 母ヒルダズパッション(牡:父ディープインパクト)

フィアレスデザイア。早期始動で6月にゲートも合格したヒルダズパッションだったのに、そのままトレセン内で事故を起こして骨折。なんとか期間内くらいにはデビューできんかと待っていたものの、4月にトレセンに戻ってきた後も体力的なところで勝負にならなそうとのことで天栄リターン……とのこと。う、馬は難しい……。

4位 母ジンジャーパンチ(メス:父ロードカナロア)

プレミアムスマイル。夏→秋→冬と1シーズンごとになんとか勝負にならんかと芝で条件変えて試したがダメで、結局活路を見出したのはダート1800。3歳4月の阪神ダート1800で5馬身差の楽勝をキメて勝ち上がり。才能に対して身体と精神がついていかなかった感じで、現状はダートが合うというよりは加速のきかなさをごまかせる条件……といったところか。いや、才能はあるんですって……(たぶん)

5位 母アナアメリカーナ(牡:父ハーツクライ)

シャーマンズケイブ。函館のデビュー戦でどうもノドの悪さが出てしまったようで、立て直して2回中山の未勝利戦は楽勝。次の新緑賞でも人気になっていて、クラシックは乗らなかったけどポテンシャルの高さを見せてもらえるかなと思っていたものの、上がり最速で前をとらえきれず。才能の片鱗を見せてくれているので、夏以降の活躍をPOG抜きにして大いに期待したい。

6位 母Ancient Art(牡:父Raven's Pass)

デヴィルズマーブル。こっちはちゃんと芝向き(詳細は後述)だったが、Monsun肌にRaven's Passという血統背景もあってか馬場が重くなってポテンシャルを発揮するタイプのような成績となってしまった。とはいえ、稼いだポイント数は置いておいてファルコンSで0.4差4着を選べているのだから、中位くらいでは及第点には達しているだろう。その順位の及第点がポツポツいるだけじゃ勝てない遊びなんですけどね……

7位 母フラーテイシャスミス(牡:父ダイワメジャー)

メジャーアドバンス。今季は大きな怪我もなく勝負にならなかった馬はこの1頭。どうやら気性に問題を抱えているようで、3歳1月に去勢されてしまった。馬はわからん難しいが、原因がそこにあるならしょうがない。

8位 母Wadi(牡:父New Approach)

ウラヤ。New Approachの産駒で、非常にしなやかさがあって芝向きってダーレーの人も言ってました。あー。背腰のあたりはお母さんのワディ向きとも言ってましたね。えー。母ワディ、パイロ産駒のダート短距離オープン馬。反省を生かして、今季はダーレーの人も激推しのミッドサマーフェアを上位で取りたいと思います。とはいえ本馬もダートに転向後2連勝でオープン入り、本稿執筆時点では青竜Sに出走予定なので悪い指名ではなかった。このシーズンのダーレーからのチョイスは外すことなくできたので良かったかな。

9位 母ヴィアメディチ(メス:父ハーツクライ)

ヴィアルネッサンス。順位を決める意思決定の後に頓挫があったようで、デビューも11月末と遅れて3着、次の復帰戦が3月末の中山で15着。ピーキーのキーのほうでしたね(そういう意味じゃない)

10位 母アイアムカミノマゴ(牡:父ロードカナロア)

キボウノホシ。芝はダメでダート1800で勝ち上がり。勝ち上がった後にも魔境になりがちな東京ダート1600の1勝クラスで2着まで0.5差の5着を拾えているので、及第点まではちょっと遠いが……遠いんだけれど、1割くらいは満足な成績を残してくれた。VAN枠の来季への希望の星(うまくまとめたつもり)

総評

テーマを持って自分の判断基準を軸としながら、リスト提出制で書いた馬で先に取られたのがドバイマジェスティ、ラヴズオンリーミー、レッドファンタジアだけというコントロール下のドラフト。これで結果が出なかったらまた1日1万回感謝のレイデオロ募集動画視聴が始まってしまう。

ウッ……
本稿執筆時点で、ポイント上位がドラ1→ドラ2→ダーレー上位→ダーレー下位の順番なので単純に飛距離が足りなかった。プレミアムスマイルとフィアレスデザイアの外し方が悪いので、今季は反省してキャロ馬をひいきしないように目を洗ってきます。オーナーズは狙わない……っても9位引きだし、気性に難があったのも7位引きなので、今季もギャンブルやっていくつもりです。
21-22シーズンの指名馬の反省会はこれにて終了、次は指名漏れ・指名に至らなかった馬たちの回顧を予定。

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