noteで「コード」に色をつけない方法

noteは先日の「アメリカでレイオフからの再就職に苦労した話」が初めてで、特に継続的に書くつもりもないのにフォローまでしていただいた方もおられて、大変ありがたいです。

そんなわけで今回は初心者として記事を書く時に困った話をひとつ。

noteには「コード」という表示形式があります。

これが「コード」です。

見出し以外でフォントの大きさを変えられないため「コード」は小さいフォントで詰め込んだ情報を書く時に便利で、前回の記事でもたくさん使いました。ただ一つ問題は、勝手に色をつけられてしまう点です。

例えば前回の記事では下のようなフォーマットでインタビュープロセスの経過を書いていました。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test 2 of test
----> test

が、見ての通り、数字などに色がついてしまいます。多分何らかのロジックで自動的に何らかのプログラミング言語とみなして、キーワードに色をつけてるんでしょう。自分の使い方では不要なのでdisableしたいのですが、厄介なことに下書きでは色がついていないので、どうすれば回避できるのかわかりません。

というわけで試行錯誤しました。

- 2023/12/25 test

一行だとつきません。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test

二行でも大丈夫。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test 2 

数字も大丈夫。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test
----> test

矢印が入るとダメです。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test
───> test

"-"の代わりに"─" (Unicode "Box Drawings Light Horizontal" (U+02500))を使うと回避できました。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test 2 of test
────> test

でも"of"が入るとダメです。

- 2023/12/25 test
- 2023/12/28 test 2 o‎f test
────> test

回避できました。実は"of"のoとfの間にここからコピペしたempty character (中身はUnicode "Left-to-right mark" (U+200e)でした)を入れました。他にも"and"なんかもキーワードと認識されて色がついてしまいますが、同じ方法で回避できました。


フォーマットを気にしすぎることなく書くことに集中できる、という点で機能を限定するのはとても理にかなっていて、僕自身も昔論文を書く時にMS WordよりもLaTeXが好きだった理由ではあるのですが、細かいことをやろうと思った時にはやっぱり出来て欲しいなと思います。とは言っても、noteがよくできてることに変わりはないと思うので、とりあえず小さなhackを書き留めておきます。

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