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脚の固定、ギプス包帯、サポーター

さてさて、腫れて…じゃなかった晴れてギプス固定を免れた私。
とは言え、骨が完全にくっつくまでは固定は必須です。
病院で先生が処方してくれたのは「ハイブリッドシーネ」という商品名のギプス包帯でした。

医者じゃないので、自分なりに調べてわかったのが。

よく言われてる「ギプス固定」って、一昔前なら石膏、今は樹脂とかグラスファイバーなど素材が違うのもあるけど、私の理解では一度固定したら、2週間とかの間は「外せない」ものです。外す時はノコギリみたいなのでそれこそ「破壊」して外すものみたいです。なので、2週間固定ならその間は外すことはもちろん出来ないし、蒸れるらしいし、痒くもなるらしい。濡らすと不衛生で最悪カビたりするので、お風呂は濡らさないようにしなきゃいけないし、雨の日の外出なんぞはかなりめんどくさいみたい。これから雨の日が増えそうな気候だし、気温も暑くなりそうで、私としてはギプス固定されるのは想像しただけでも憂鬱でした。あと、稀に固定が強すぎて?血行障害とかにもなるらしい。固定期間が長いと、筋力が落ちてしまい、ギプスを外した後にもリハビリが必要となることもあるそうです。

で、シーネ固定というのは。シーネはドイツ語で「添え木」という意味らしいです。医学用語は結構ドイツ語由来のがあるとは知ってましたが、このシーネはドイツ語らしいです。(ちなみにギプスはドイツ語で「石膏」のことらしい。昔は石膏で固めていたからでしょうね。)
ケガをした時点は急性期といって、とにかくRICE処置をせねばならず、運動や歩行をやめて安静(Rest)にし、ケガした患部は組織が破壊されて、炎症を起こして熱を帯びたり、痛みを感じたりするので冷却(Icing)し、出血があれば止血、骨折や靭帯損傷があればそれ以上悪化しないように圧迫(Compression)し、心臓より高い位置にケガした部分を高く挙上(Elevation)します。
この過程で、圧迫する際に添え木などをすれば尚良いらしい。
今回はさすがに体育館でのケガだったので添え木はなかった…はずだったのですが、ちょうど監督が自前でサポーターを持っていて、そのサポーターにはシーネが仕込んであるタイプでした。それでガッツリ応急的に固定してくれたので、ヒビがそれ以上拡がらなかったと思います。参考URL:RICE処置とは何か

私の骨折は、医師いわく「第5中足骨骨折」というもので、階段踏み外したり、段差でつまづいたりしてやってしまう、結構あるあるな骨折らしい。幸い靭帯は無事らしいのですが、この第5中足骨のつけね?のとことに靭帯がつながっていて、歩くと靭帯が動くので骨が引っ張られて、ズレたり、治りが悪くなるということらしい。なので、靭帯が動かない=脚を直角にしたまま伸ばさないようにするのが早く治るための処置らしいです。ってことは、脚を固定するのが大事なので、ギプス固定しようか…という話に繋がるんですね。

で、前回の記事に書いたように、先生と相談でギプス固定ではなく、サポーター固定となったのは、恐らく私の骨折がサポーター固定でも大丈夫なくらいのものだったからだと思います。

で、話を戻すと。病院でもらったサポーターは、当時まだ少し腫れがあったのも関係しているのか、脚の大きさは24cmと伝えたものの、装着されたのはLサイズのサポーターでした。受診して3日ぐらいになると腫れもどんどん引いているので、ちょっとサイズオーバーな感じがしてきたんですね。きつく締めようとすると布地がよっちゃれて、ちょっとそこが痛い…みたいな。固定感がしっくりこないんですね。この頃(ケガしてから10日あたり)になると、両手松葉杖じゃなくて、片手松葉杖、もしくは杖でなんとか歩行もできるようになってましたが、先生が「スタスタ歩かない」と念押ししてたのを思い出すと、ついついスタスタ歩いちゃいそうで、どしたもんかと思ってました。これが20代や30代なら、「痛みないし、歩けるし、テキトーでいいや」となりますが(本当は良くない)、50代の今ではこれから先長生きしていく上で、治すものはきちんと治したい、無茶は出来ないな…と。

というわけで、サポーターの説明書を読んで同じメーカーのMサイズでも取り寄せられるかなと調べたら、メーカー名は「日本シグマックス」。ん?どっかで見た覚えがと調べたら、なんとバレーボール日本代表も私も愛用しているZAMSTのメーカーじゃん!!!
なるほど、元々が医療機器メーカーなのね、通りでZAMSTシェアが大きいし、愛用者多いし、Amazonの口コミでも「医師から勧められた」とか、「リハビリの療法士から勧められた」ってあるわけだ。

そうと分かれば話ははやい!早速、ZAMSTの足首サポーターの最上位モデルを購入しました。土曜日に届き、早速装着。おお、当たり前だけど、ガッツリ固定される!というわけで、再受診から4日目でサポーターは切り替えました。

ZAMSTのA2-DXというハードサポートのモデル。
これでガッツリ脚は固定されました。

脚の固定はこれでバッチリ。後は寝る前にすこし脚を温めてます。以前、開腹手術をした際に、傷跡にシャワーで温水をあてて血行を促すと治りが早いですよと病棟看護師に言われて実践したことがあり、ケガしてから10日以上も経っているので、温めても大丈夫だろうとの自己判断です。(よゐこは真似しないでください。)

昨日はこの固定で、自宅の周りを歩けたし、今日はもう少し遠くまでも杖つきながら普段より3倍の遅さではあるけれど歩けました。来週はこの調子だと出勤も出来そうです。3回目の受診は10日ほどあとですが、多分先生の見立て通り「杖いらない」状態になるかな。

来月上旬には軽い練習から復帰できるといいな。

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