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KONAMIの音ゲー、バリかっこええ

2月の半ばに引っ越しをしたんだけど、その時に「pop'n music」の公式デザインブックが本棚からたくさん出てきました。
一番古いものは小学6年生の時に買った記憶。13年前やんけ…。
片付けの時に本を読み返しちゃう派だから案の定見返したんだけど、どこをめくってもめっちゃクールだった。色褪せないデザイン。

今アプリでリリースされている音楽シミュレーションゲーム(以下音ゲー)ってどれもデザイン性が重視されている気がしますが、
そもそものルーツってやっぱりKONAMIのBEMANシリーズだと思います。

私のファッションに対するテンションというか、センスのもともKONAMIの音楽シミュレーションゲームにあるなーと改めて思ったし、やはりマジで最高なので紹介させてクレメンス。

ポップンに人生を狂わされたんじゃ

オタク人生的にも最初にハマったのが「pop'n music」でした。

左が旧筐体、右が新筐体(※1)

「pop'n music」は1998年にKONAMIからリリースされた音ゲー。
ポップで明るいデザイン、ボタンをタイミングに合わせて叩くだけという操作の簡易性から、ほかのKONAMI音ゲーよりも万人向けな印象です。

収録される曲ごとにキャラクターが設定されているのでキャラ数がめちゃんこ多く、おそらく2020年現在で564体ぐらいいるよ。やばくね?(※2)
こんなにたくさんいたら性癖にささるキャラが見つからないわけがないやんけ…。


各キャラクターにはオリジナルのアニメーションがあって、プレイ状況によってモーションが変化します。

これだけでも大分凄いんだけど、毎回驚くのがすべてのデザインに対する制作陣のこだわりの強さ。

例えば、各キャラクターにはそれぞれ2~3種類のカラーバリエーションが用意されていて(所謂2Pカラー)、
名前のフォントまでキャラクターに合わせて設定されている…これがめっちゃおしゃれなんです😭💖💖

昔は容量の関係でキャラをたくさん収録できなかったそう。
代わりに色のバリエーションが多い

キャラ名もフォントが凝ってて最高におしゃれやんけ

また、シリーズごとにコンセプトが用意されていて、それに合わせてパネル、ポップ、ゲーム内デザインが毎回一新されるんだけれど、これが最高なんだな…。


個人的にクラブ(ディスコ?)がコンセプトだった「14 FEVER!」が
可愛くて好きでした
(https://www.konami.com/amusement/products/am_popn_14/)

デザインブックに載っているラフ案やキャラのボツイラストもクールの極み。

このMZDの服めっちゃ今じゃんイケすぎるんだが…

デザイナーさん達、引き出しが本当に多くて、子供心ながらに憧れだった…。
「いつかKONAMIで働きたい」って思ってました(叶わなかったが…)。

一生の憧れ beatmania ⅡDX**

**

KONAMIの音ゲーの話をするなら ⅡDXは外せません。BEMANIのドン。
私的に「なりたいGAL像」は完全にこのゲームから来ている…。

左が従来の筐体、右が新筐体"LIGHTNING MODEL"

「beatmania ⅡDX」は1997年にリリースされたシリーズで、KONAMI音ゲーの「beatmania」をアップデートした仕様(鍵盤キー7つ+1ターンテーブル)のDJ型シミュレーションゲーム。

小学生の頃、ゲーセンにポップンをプレイしに行くと隣にクソデカいお立ち台みたいな筐体(コレ)があって、自分より年上のお兄さんお姉さん達が低音をズンズン鳴らしながら細かい操作をしていて、それがめちゃくちゃにカッコよく見えたんだよな。
人がいないタイミングを見計らってお立ち台に立ってみたらメッチャ難しくてボコボコにされて泣いて帰った記憶。

beatmania ⅡDX って「一生の憧れ」ってイメージだ…。

ゲーム筐体にいくつかフェーダーとボタンがあって、音量、音圧、ピッチの調整ができるあたり、”遊びじゃねえよ本気だよ”という感じがするな…。

デザインはとにかくゴツイ。メッチャかっこいい。クールの神髄。

まずこのロゴを見てくれよ。

ば、バリかっけぇーーーーーーーー
無駄のないナイスなデザイン。

リリース当どれだオタク層をターゲットにしていたのかはわからないんだけれど、「ウチ、めっちゃイケてるゲームやで」って感じしませんか???

ポップンと同じように毎シリーズごとにテーマが設けられていて、それによって一新されるデザインと音楽がこれまた良い。


ポップンはプレイ中にキャラのアニメーションがリピートされる仕様だけど、ⅡDXは中央で曲に合わせて映像が流れます。



歌ものはストーリーに合わせて作られていることが多くて、稀にバリバリのアニメーションがあったりして
デザイナーさん達のクリエイティビティどんだけ???と感動せざるを得ない。

また、シリーズごとにメインデザイナー・GOLI氏が描くイメージキャラクター(通称ROOTS26)のデザインも一新されるんだけれど、彼らの着ている服を見てほしい………。

ジョジョと遊戯王と聖闘士聖矢じゃん(最高という意味です)
※「セム」というキャラ(画像2枚目右側のメンズ)が手掛けたアパレルブランドの服という設定になっている

GAL心鷲掴みすぎるんだが……。
こんな人たち街中で見かけたら目で追ってしまうがな…………
仲間に入れてクレメンス…。。。

BEMANIって、古株の方から新進気鋭の方までたくさんのデザイナー、クリエイター達が自分の個性を潰さずにそれぞれのゲームにあった出し方で
クリエイティビティを発揮していて、本当にかっこいいというか、メッチャイケてる集団だと思うねんな…。
(もちろんゲーム開発が楽しいことだけでは無いというのは想像に難くないんだが…)

ここまで制作陣のアツさが伝わってくるタイトルってなかなか無いし、こう、なんというか、最高なんだよ(????)!!!!!

ウチまぢ一生 BEMANI GAL

意味わかんないタイトル本当無理なんだが気持ちだけは伝わってほしい。

最近は「pop'n music」と「Dance Dance Revolution」が20周年を迎えて(!)いろんなグッズ展開があったりイベントがあったりで
またアツいことになっていてOTAKUマインドはブチ上がりなんだ。


ありがとうKONAMI、ありがとうBEMANI…。
これからも追うぞ~~~~💖💖💖💖💖

(※1)実は最近最新モデルの筐体のことを知ったのですが、あれは個人的にはもはや別のゲームだと思ってしまった…。操作性まで変わってしまうとは…ちょっと考えてしまう。
(※2)地道に自分で数えた数なので間違っていたらスマン教えてクレメンス。



ワイに貢ぐ💖👇👇👇