ありっちゃありスパークチンポストリーム3

天現寺橋を越えたところで一休み、手頃な蕎麦屋で昼から酒を飲みたい、勿論チンポを出しながら。天気をチンポで見てみる、鼻の下で温度を測るように。
今日も寒いですねとすれ違いのおじさんに話した。
おじさんも「寒いですね」と返してくれた。彼の寒いもチンポで感じた寒さなのだろうと信じて顔を見てみるのはどうだろうか。

さて蕎麦屋をどうやって探すのか。読めない漢字の看板はだいたい蕎麦屋だ。
それを目指して行けばここは暖簾がかかっている、入ってみよう。

そして何も見ずに天ぷらの盛り合わせと酒を頼む。
注文が届くまでは、お品書きを丹念に読む。
わかめ蕎麦から普通の蕎麦の値段を引き算して、わかめの値段を割り出す。

そんなことをしていれば天ぷらが来るのだ。

すかさず天ぷらから滴ったごま油をチンポに当て、良し悪しを見る。

「アチっ」

厨房とを仕切る暖簾から女将が顔だけ覗かせてにこりと笑うとまた引っ込んでいった。
わたしも、当たりだ、と微笑み返した。
ヌルい天ぷらは不味いからだ。

蕎麦も実に美味かった。熱かったから。

昼もとうに過ぎ、なんの注意も払われていないチンポだけが出ている穏やかな時間も、酒が終われば店を出るしかない。

さて間に合うか、男性器の神輿を担ぐタイプの祭りへの道のりをあの交番で聞いてみよう。チンポにワサビをちょいと乗せてね。

だって私は今、ちょっとエッチな魯山人
「本わさびはチンポにも辛くはない」などという格言を残し、獄死するのも悪くはない。


「粋」とは、肩で風をきって歩く人の後ろにいないと分からないものなのかもしれない。

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