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明らかになった真実②

2,016年11月のアメリカ大統領選挙直後、当時の安倍晋三総理大臣は、いち早く訪米し選挙に勝ったドナルド トランプと会った。日米欧のマスコミがこぞって反トランプキャンペーンを繰り広げるなか、安倍総理は何度もトランプと会う。ワシントンDC在住の国際政治アナリストの伊藤貫氏は、「実はトランプは、何度も安倍さんに、日本も核を保有するべきだと言ったが、安倍さんは聞く耳を持たなかった。」と語っている。

核保有の問題は、非常にデリケートな問題だが、すでに核を保有する、日本とは価値観の違うチャイナと極東の暴れん坊北朝鮮に加え、ウクライナ戦争で日本が一方的に敵視するロシアがすぐ隣に控えていることを深く考えることだ。そして、トランプの言葉を読み返せば、アメリカ「核の傘」が本当に存在するのかが怪しいことが伺える。

今年11月のアメリカ大統領選挙で、共和党で優勢なトランプが、民主党の様々な妨害を掻い潜って大統領になった時には、
トランプは再び、ポスト岸田にこの国に核保有を持ちかけるだろう。トランプの言う「アメリカ ファースト」とは、アメリカはもう世界の警察の役目をしない、外国に駐留する米軍をすべて撤収する、という意味だからだ。そうして世界が多極化するなかで、核保有国同士は戦争をしないことが不文律となっていくだろう。そんな中、5年もかけて「敵基地攻撃能力」を得ようとしているこの国が、チャイナや北朝鮮にどう映るか。もはや政治家の問題ではない。どんな形になるにせよ、日本国民一人ひとりの問題だと私は思う。

ちなみに、安倍晋三は岸信介の孫である。


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