社会人になって目標がなくなっていた話
2023年春、銀行員になった。
社会に出てからこの今日まで、ノンストップで生きてきた。
それは趣味が多い私のせいでもあるが、資格勉強や趣味で休日もないようなものだった。
だが今週熱が出て、腹痛と下痢が止まらず休むことになりずっと寝ていた。(食中毒)
そして少し元気が出てきたので、ぼーっと考えていたことを今日は書きたい。
今まではコツコツ目標を書き足しては達成して、それを楽しみに人生を生きてきた。
例えば、コンクールメンバーになるだとか、パートリーダーの時は全員をコンクールに乗せるとか。大学オケではコロナ禍でも演奏会をする目標に向かい、試行錯誤して頑張ってきた。
そしてふと思う。
「この経験、仕事で全く活かせてないな。」
そして気づく。
「目標がないからだ。」
ついこの間まで本当にモチベーションがなかった。
その理由は上司が誰も私の仕事量を理解せず、仕事をお願いしてくることだった。
もちろん上司の方がする仕事が多いので私の方が少ないのだろうとは思っている。
だからこそ断れない。
そして銀行職員は圧が強い人が多いのもある。その圧に勝てなくて、仕事を引き受ける。
そして最終的にはみんな帰って行く中、役席に混じって残業。
日常的に1時間以上の残業がつくと、普通に余裕がなくなる。
そして目標なんかなくなる。
そして最終的にはモチベーションの維持ができなくなっていく。
その結果が今だ。
最終的には上司に社会人として終わっていると言われ、毎日のように誰かに詰められる。
教育担当の方には丁寧にご指導いただいており、今まで私が2つの課を経験して、どこの方も雑だったので、本当にありがたくて最初は本当に嬉しかった。(今でも頭が上がらない。)
でもそれすらも余裕がなくなると、受け止められなくなる日がある。
急いでどこかにメモを取るがお客様対応してると放置。
見たい時にどこかわからなくなるし、本当に余裕がなさすぎて自分が嫌いになるし、社会人本当にしんどいなと思う毎日である。
そんなこんなでもうしんどすぎて辞めようかな。一回休みたいなと思っていた。
そして年始休みをもらい、私のことを気にかけてくれてた同期とその支店の先輩のおかげで、支店長にこの思いを伝える。
そしてモチベが少しずつ戻ってきたその時だった。
食中毒。
初食中毒の私こんなにしんどいものかと身をもって感じ。
無で布団に入ってYouTube見たりアマプラ見たりそんな感じだったがふと思う。
「そういえば私、銀行員としての目標なかったなあ。」
考えてみることにした。
そして一つ。「お客様に頼ってもらえる人になりたいなあ」と思う。
そうかお客さまに頼ってもらえる人になるためにマメに連絡取ったり、
お客様の信頼してもらえるように相場とか新聞確認したり、お客様が困ってる時に提案の幅を増やすために商品を覚える。
そう思うと、なんかモチベーション上がるなあ。
今までの私。
投信→つみたてNISA勧める
保険→円建ての商品ひとつ
これだけで攻めてきた(逆にこれで獲得できた私すごいわ)
頼ってもらえる人になるために、アフターフォローももっとしていきたいと思ったし、もっと幅増やしてこう。頑張ろう。
融資がやだから業務に逃げて、融資に戻されたから営業に逃げて、いやから逃げてきたというかそんな感じだったから。本当に初めて目標ができた気がするなあ。
まあ目標よりも行動やなあ。行動します。
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