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映画の邦題のセンスのなさよ!

ごきげんよう。雨宮はなです。
映画館でもレンタルでも、何か映画を観ようとしたときにタイトルを確認しますよね。
そのタイトルに「お、これは良さそうだぞ」なんて心を動かされ、いざ観てみると「なんだか思ってたのと違った…」なんて経験はありませんか?
私はあります。かなりあります。
ぶっちゃけ、「センスないなぁ」って思うことがしょっちゅうあります。

「原題」と「邦題」

ある日、いざ鑑賞を終えてFilmarksやらWATCHA PEDIAやらにレビュー登録しようとしたときに、検索しても出てこない作品がありました。
そこでGoogle検索をしたときに気づいたんです。
海外の作品のタイトルには「原題」と「邦題」があることに。
自分でも「気づくの遅すぎるだろ」って思いますが、普段平和にボーっと生きていればそんなものです(開き直り)。

さて、改めて。
日本の映画はタイトルそのままですが、海外の作品は「原題」と「邦題」の2つが存在します。
その2つは同じ場合(直訳されただけ)もありますが、わざわざ邦題がつけられることが多いです。

#邦題のコレジャナイ感

Filmarksやtwitterで発信する際、「センスがないな」「もはやぜんぜん違うじゃないか!」と感じた作品に対してこのハッシュタグをつけています。
せっかく中身の良い作品でも、たとえ自分が好きな作品であったとしても、本質からズレてないかなぁ?って感じる作品もしばしば。

商品として日本人に選ばれやすくするためにつけられているものなので仕方ないことなのかもしれません。
ですが、せっかくのお金や労力をかけるものを判断する材料としては非常に不誠実な情報を提示されているなぁと感じてしまうのが正直なところです。
それに、せっかくの良作なのに邦題のせいで選ばれにくそうな作品をみると歯がゆく思います。

原題を調べておこう

邦題はどのように策定されるのかといえば、すべて配給会社によるものだというのは周知の事実です。
タイトルがアテにならないなら、あらすじを読んでおけばある程度の物語の予想を立てられるのでは?
実はそれでもだめなんです。
公式HPもWikipediaも配給会社が指定した内容を載せています。
彼らにとって映画作品は商品だから、売り出すターゲット層を決め、そこに聞こえの良いタイトルをつけて物語を広め、集客につなげたいのでしょう。
では私たちにできる、”予防策”は?

原題を知っておくこと、だ。
監督がよほどナンセンスでない限り、タイトルはその作品において表したいものやヒントだからです。
原題を判断材料にすることで、期待と大きく外れる内容の映画を観ずにすむ可能性は格段に高くなるはずです。

私的代表例1『天使たちのビッチ・ナイト』

原題は、『The Little Hours』…「小さいおうち」です。
もうね、シスターたちがどんなビッチをやらかしてくれるのかと、コメディしてくれるのかとものすごく期待してレンタルしたんですよ。
まるで違ったんですよ。
これはメインヴィジュアルもよくなかった。

私的代表例2『ゾンビ・サファリパーク』

原題は、『Rezort』…「リゾート」です。
映画としては最高に面白いです!良作のゾンビ映画です!!
ただ、このタイトルで観ようと思うのは映画ファンだけだ!!
なんてB級臭漂うタイトル…。

私的代表例3『靴に恋して』

原題は、『PIEDRAS/STONES』…「石」です。
靴というアイテムがとても好きなので、これにはかなり期待していたのですが、結論から言うと「靴に恋する」ことは全くなかったです。
というか、「石」をどう解釈したら「靴に恋して」になるやら。

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