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【試写レポ】『テルマエ・ロマエ・ノヴァエ(第2/3/1話)』オンライン試写【19_2022】

ごきげんよう。雨宮はなです。
今回はFilmarksさんのキャンペーンで『テルマエ・ロマエ・ノヴァエ』をオンラインにて試写させていただきました。ありがとうございます!

今回は作品について語ってまいります。
※ここから先はネタバレを含みますので、ご了承いただける方のみ読み進めてください。

ノヴァエ?

オンライン試写キャンペーンのお知らせを目にして思ったのは「以前、アニメ化してなかったっけ?」「ノヴァエとはなんぞや?」の2つでした。調べてみるとやっぱりアニメシリーズはすでに存在していて、区別のためにつけられた単語のようです。

”ノヴァエ”はラテン語で「新しい」という意味らしいです。つまり、『新・テルマエ・ロマエ』。”シン”ってつけるのは最近の流行なのでしょうか。「新」だったり「真」だったりしますが。単語について解説してくれているライターさんがいらしたので引用します。

“「テルマエ・ロマエ・ノヴァエ」はラテン語のthermae Rōmae novae。thermaeはtherma「風呂」の複数形。RōmaeはRōma「ローマ」の属格。novaeは、形容詞novus「新しい」を、thermaeに合わせて女性複数形の主格にしたもの。全体で「新しいローマの浴場」という意味です。 ラテン語のvはワ行音なので、novaeは「ノウァエ」が正しい発音です。”

前シリーズとの違いは?

私が新シリーズで気になるのはキャスティングです。前シリーズもNetflixで見放題だったので一話だけ観てみたのですが、私が思うキャラクターのイメージに合っていたのは前シリーズのキャスティングでした。特に主人公のルシウスは重く太く低いという声のイメージだったので、今シリーズの津田健次郎さんは「ちょっと違うかな」と思っていたのですが…「す、ポン!」の演技を聞いて今作のルシウスが彼で良かったと思えました。

前シリーズとの違いはアニメーションの作りにもあります。前シリーズはFlashアニメーションで作られていたらしく、滑らかに動く紙芝居のような印象でした。今回はCGのふわふわ感等気になる点があるものの、比較的目に慣れたアニメーションのように感じました。

第一話を最後に観よう!

オンライン試写を開始してすぐに気になったのは、再生画面にあった「第2/3/1話」といった表記です。正直、バグか誤植かと思いました。ですが、試写用に撮影されたコメント映像を観て、そうでないことがわかりました。そして第1話を最後に観ることは非常に重要だと感じられました!

第1話は原作者ヤマザキマリ先生による書下ろしエピソードで、ルシウスの少年期、いわゆる前日譚です。すでに配信中のアニメシリーズではきちんと第1話として最初に再生されますが、個人的にはぜひシリーズを全て観終えたあとにもう一度再生・鑑賞して欲しいです!

なんとなくそんな気がするだけですが…仕事がうまくいかないとか、妻を怒らせてしまったとか、大人ならではの悩みを抱えるルシウスのお風呂に対する気持ちや興味は少年の頃のままだということがよくわかります。

さいごに

Netflixは全話を一気に観られるのが利点のひとつですが、これはぜひ1日に1話、できれば1週間に1話でテレビシリーズのように鑑賞することをおすすめします。それも寝る前に。きっと、湯上りのようなほかほかした気分で眠りにつけることでしょう。

アニメーション演出も声優陣も新たに、話数がボリュームアップした『テルマエ・ロマエ・ノヴァエ(第2/3/1話)』はNetflixにて絶賛配信中!

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