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【決算】ベトナム企業 「ビングループ」

ビングループはベトナムのコングロマリット(複合企業体)です。
コアビジネスは不動産業で傘下のビンホームズが担っています。
その他にも商業施設(ビンコムセンター)運営、病院、学校、レジャー施設、ホテルを運営し、近年ではEV(ビンファスト)の販売もスタートしています。
ビングループはベトナムの不動産業で1位、上場企業の時価総額2位の会社です。

ウクライナで起業しベトナムのコングロマリットに成長したビングループ


フロンティアマーケットETF:FMの中で重要な企業グループ

ブラックロックのETF:FMの中で構成比30%を超えるベトナム

ブラックロックのフロンティアマーケットETFであるFMの構成国は現在ベトナムに偏重しており、30%を超えています。
そのベトナムの組入れセクターで最も大きなセクターは不動産です。
更にビングループ3社の組入れ比率を合算すると、組入れ比率1位のカザフスタン カスピ社(4.27%)を超える6.13%になります。

つまり、ビングループはFMの中でも重要な企業グループといえます。

FMの組入れ比率1位はカザフスタンのフィンテック企業 カスピ社の4.27%



ビングループの22年Q4及び22年通期決算

 22年Q4(23.1.31) 連結決算書引用
 EPS 420 VND 予想 944 VND

 22年Q4(Net revenue)
 売上高 41.1兆 VND 予想 48.9兆 VND YoY+18%

 22年通期(Net revenue)
 売上高 101.5兆 VND 予想 132.3兆 VND YoY-20%
 税引後純利益 8.35兆 VND 

レート:1兆VND(ベトナム・ドン)=約55億円



四半期ごとの売上高予想の推移はこちらです。

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