「unexplored route」について

ameiroです。
本日は2023年11月17日に公開したオリジナル曲「unexplored route」の制作秘話などを語りたいと思います。


動画

制作経緯

今年の夏~秋にかけては、自分の中で作りたい音楽ジャンルを、自分なりに解釈して作る、「自己学習」の時期として色々なことを試していました。前作の「just alive」もそんな中の1曲でした。

様々な悩みや目標を抱えながら生活していく途中に何を感じたのか、を主軸にしながらも表現の可能性の幅を広げていきたいなと考えていました。

そして、テーマは「明確な明るさ」「旅に出たくなる曲」、作りたいと思ったジャンルは「J-POP+ハードコアテクノ」、という組み合わせに決してして制作開始しました。

制作にあたって

作曲・アレンジに関して

前述の通り「J-POP+ハードコアテクノ」というふたつの音楽ジャンルの融合を目指して作った曲です。

ハードコア特有の速めのテンポでドゥンドゥンと伝わってくるようなリズム感を取り入れつつ、明るめのポップスに落とし込むにはどうしたらいいか…ということで、強いサウンドの中にキラキラした要素を限界まで詰め込みました。

そしてこの曲はイントロが1分以上あります。niconicoで公開した曲の中では現時点で最もイントロが長い曲となりました。
4つ打ちから始まり、バースを重ねていくたびに音の数が増えていく…というのはクラブミュージック系統のポップスではそれなりによくある展開なので、自分なりの解釈で展開させてみました。

メロディに関しては限りなくポップでキャッチーな仕上がりになるように、と心掛けています。サビの弾けるような雰囲気が個人的によくできたなぁと自負していたり。

全体的に夏っぽい雰囲気となりましたが、疾走感と爽快感のあるポップミュージックとしてうまくまとめることができたかもしれません。

作詞に関して

「旅に出たくなる曲」というコンセプトのもと歌詞を書き始める時に思い浮かんだのが、空と海の青さが交わる場所…という感じでした。
私の見つめている海の向こうでは、どんな景色が見れるのかな?という気持ちを透き通るような青空に乗せて飛び立ってみる、そんな物語の始まりをイメージしております。

海を渡り、大空を飛び回り、未知の世界を冒険してみたい。そしてその冒険の道のりは自分だけの足跡に変わっていく…誰もが心に抱く冒険心を歌った曲にしたいと思い書き進めました。

ボーカルはそらさんにしました。明るくポップなイメージとは正反対ともいえる優しい歌い方を合わせたら自分なりの新解釈ポップミュージックになるだろうか?と思って歌わせたのですがすごくいい感じにハマってくれました。サビの冒頭の「Find the way!」が好評のようで嬉しいです。

最後に

新しい挑戦をしつつも自分らしい透き通るようなポップさを大切にしていくことを重点に置いて様々な曲を作ることにしていた自己学習期間ですが、この間に作った曲で未公開のものが5曲くらいあります。
この曲たちを今後公開するかはまだ考えていませんが、来年の春ごろに2作目のデジタルアルバムを出したいなと思い、新ジャンルへの挑戦を目指しています。

今年はあと1曲公開したいなと思っていますが動画制作とかができるかどうか…ブラックフライデーというかクリスマスセールでNEXUS4の拡張音源を増やしたのでそれで新ジャンルをやろうという目論見もあるので悩みます。

歌詞

青い海の向こう
私の知らない景色が待っているの?
大きなカバンの中
故郷の香り閉じ込めて 旅に出よう

ah 真珠色にかがやいている
光が照らす 空と海を いま渡るよ

Find the way!
地図を広げて 遥か彼方へと
どんなに長い旅路みち
続いたとしても 駆け抜けよう!

まだ見たことのない世界の色を
集めてみたい だから
遠くだって行くのさ どこまでも…

吹き抜ける潮風
肌で感じて 始まったストーリー
この先 どんなことが待っているのだろう?
私には予測不可能だ

高く飛べる 羽根はないけど
一歩ずつ踏みしめた軌跡は 宝石になる…

深い群青に染まる キャンバスの上
はばたくかもめのように
自由な気持ちで 飛び立とう!

靴音を鳴らし 両手をひろげて
私だけの旅路のルートを 染めていくよ

Find the way!
地図を広げて 遥か彼方へと
どんなに長い旅路みち
続いたとしても 駆け抜けよう!

まだ見たことのない世界の色を
集めてみたい だから
遠く遠く 手を伸ばして So far away!


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