助産師さんと話して気付いた英語を話すコツ
オンライン英会話講師のかしあめです。下の子が保育園に行ったのをきっかけに最近オンラインでの英会話レッスンを再開しました。
先日助産師の方がレッスンを受けてくださり、そのレッスンの中で自分の中の英語を話すコツに改めて気づいたので、今回はその話をシェアします。
最近は病院で外国籍の患者さんも増えているらしく、その方々に対応できるようにとのことで今回助産師さん向けにレッスンを作らせていただきました。
助産師さんが使いそうなフレーズを事前にネットで調べてはいたのですが、やはり現場では色々違うだろうと思い、レッスン中に生徒さんに聞きながら一緒にフレーズ集も作りました。
その中でとても興味深かったのが、出産後の育児指導の際に使うフレーズ。
「ミルクは人肌くらいに温めます」
は英語でなんといいますか?という質問でした。
みなさんは分かりますか?
〜シンキングタイム〜
難しいですよね、、!ミルクはmilk, 温めるはto warmまではなんとかいけるかもしれませんが、人肌ってなんて言うんや~(頭を抱える)
この人肌という言葉にはbody temperatureが使えるのですが、この場面でパッと単語が出てこない、または知らないといった場合どうしたらいいのか。
そんなときに使いたい手法が、「まず日本語をシンプルに言い換える」です。特に英語ネイティブじゃない患者さんなら、小難しい単語を言われてもピンとこない可能性もあります。なのでなおさらシンプルな英語で話す力が重要です。
まず「ミルクを人肌くらいに温める」の言葉の中で伝えたいことは何か?を考えます。それは「熱すぎたり、冷たすぎたらダメ、温かいのが良い」ということですよね。これなら英語に訳すのも少しハードルが下がります。
"If it's too hot or too cold, then NO. If it's warm it's okay"
「もし熱すぎたり、冷たすぎたらNO。もし温かければOK。」
これをジェスチャー付きで伝えれば、もう完璧です。あとは「ボトルを触って温度を確かめてね」(Please touch the bottle to check the temperature.)なんかも付け加えてもいいかもしれません。
結局英語はコミュニケーションツールなので、何を伝えたいのか、その伝えたいことの本質を自分の持っている語彙の中からどうやって伝えられるのかというアプローチが大事です。
ちなみに私も英語講師を名乗っているくせに、記憶力が壊滅的に低いので(特に産後)パッといわれても思い出せない単語がたくさんあります。それでも日本語を外国の方に教えているときにはなんの問題もなくコミュニケーションが取れていますし、わからないときはその場でググったり、生徒さんに聞いたりして、コミュニケーションを深めています。
まとめると「単語が出てこないときはシンプルな日本語に言い換える。そこから自分の持ってる語彙で使えそうなものを使う」この手法ぜひ使ってみてください。英会話講師をしていますが私の英語は全く完璧ではありません。でも英語ってそれでいいんです。まずは伝えたいことを伝えられることが一番大事なので、それを私が実践しながらみなさんにお伝えできればいいなと思います。
それではまた!
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See you soon!
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