『冷蔵庫を捨てる』〜ムクドリの眼をした少年 / b-flower
1992年発売のアルバム『ムクドリの眼をした少年』の7曲目、キーボードの小池 克典さんのインスト曲です。
寂寥感溢れる この曲が とても心に残りました。
アルバムのラストでも､もう一度イントロが流れています。
ライブで小池さんの演奏を聴くのを とても楽しみにしていましたが､
このアルバムの発売記念ライブに 小池さんの姿はありませんでした…
小池さんは 参加していた別のバンドに専念する為､b-flowerを離れていたのです。
ボーカル:八野英史さんが､この辺りの事情や タイトルについて 2021/9/25のツイキャスで語っています。
「放置していた壊れた冷蔵庫の佇まいが この曲に重なった」という様な話をされていたと思います。
この日､八野さんは次の曲『Bye Bye Canary Bird』の暗いエピソードを語らなくてはいけない事でナーバスになっていて
「タイトルを聞いた小池さんの反応は？」
というファンの書き込みにも
「どうだったかな…覚えてない」
と うわの空な様子。
そんな やや大人気(おとなげ)無い所が 八野さんの魅力のひとつではないかな､
と私は思ってますが。
次のアルバム『World's End Laundry』の7曲目には『冷蔵庫 に 捨てる』というギター:鈴木 浩さんの美しい曲があります。
八野さんが詞の朗読をしていて (恐らく新しく購入した)冷蔵庫の中に「１日の やりきれなさ やなんか」を捨てる､という様な内容になっています。
この曲についても 八野さんは 2021/12/5のツイキャスで語っています。
この日 アレルギー性鼻炎の八野さんは やや鼻声で辛そうでしたが 丁寧に語ってくれました。
何故､私が“冷蔵庫”がタイトルの曲を語っているのかというと
昨日「冷蔵庫が壊れた」のです…
修理は､日時指定をすると最短で10日後の月曜日で 治らなくても出張費が かかる。
購入すれば 新品が2日後の日曜日には届いて 旧冷蔵庫の回収もしてくれますが、冷凍室は壊れていないみたいだし…
私は なかなか“愛用したモノ”が捨てられない。
2011年の震災の後に､前の冷蔵庫が突然壊れて購入したので､約11年使用してます。
3回の引越にも耐えてくれた 我慢強い子(冷蔵庫)です。
こんな事に悩んでいないで
ゼロから始めると誓ったばかりなのに
雨が降っていると余計 ユウウツに…
[9/3追記]
結局､冷凍室の氷も溶け出したので、
新しい冷蔵庫を購入+壊れた冷蔵庫は家電リサイクル、にする事にしました。
明日、届く筈。
やはり『冷蔵庫 を 捨てる』に なりました…
[9/4追記]
先程 新しい冷蔵庫が届き、同時に 壊れた冷蔵庫は回収されました。
11年間 ありがとう…
嫌な想い出も 一緒に連れて行ってくれて
ありがとう…
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